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Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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2009.03.24
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カテゴリ:Travel(日本)
見逃されがちだが、日本という国には、田舎の細い路地にいたるまで町がとても清潔だという美点がある。

松本も観光客の来ないような住宅街の路地に迷い込んでも、道にゴミ1つ落ちていない。こういう国は、実はそう多くはないのだ。

ホテルでもらった絵地図がわかりやすくて助かった。街の見所もいろいろ書いてある。
「懐かしい雰囲気の路地」と書いてあるあたりを歩いてみる。
松本の景色
店先のディテールに、思いがけない美しさがあった。人目に触れる小さな空間を、さりげなく飾って演出している。

馬刺し
馬刺しって、そういうえば、東京では食べないなぁ。北海道の札幌にいたころは、ときどきスーパーで買っていたけど、東京のスーパーではあまり見ない。

湧き水
澄んだ湧き水がきれいだった。ウチの近所のドブ川の善福寺川とはえらい違いだ。

「タウンスニーカー」という市内バスで松本城の近くまで戻る。

絵地図で「大正ロマンの町」と書いてあるエリアに行ってみる。
すると、東門の井戸のあたりで、ヨーロッパ風の建物に出会った。
大正ロマン
鉢の置き方にもセンスがある。

喫茶もやっているようなので、入ってみたら、「舶来小物」が売られている中に、大きなテーブルが2つ。コーヒーを頼んだら、「いただきものですが」といって、カステラまで出てきた。「XXのカステラ」とちゃんと提供先の店まで言ってくれる律儀さ。残念ながら、何て店だか、聞いてもすぐ忘れてしまったケド(笑)。
コーヒーとカステラ
これで300円!? クラクラ… 安すぎる。コーヒーはアメリカンながら、ちゃんと淹れてる香りがした。使っている食器もおしゃれだし、カステラもちゃんとしたところで作ったやさしい味。スーパーやコンビニで売られてるモノとは違う。

松本の和菓子屋では、案外カステラをよく見る気がする。東京では自家製のカステラ置いてる和菓子屋ってあまり見ない(カステラ専門店で、カステラだけを売っている感じ)ので、軽いカルチャーショックだった。

支払いをしようと、財布を見たらあいにく1万円札と細かいのは200円しかなかった。

「すいません、1万円でいいですか?」
「あっ… 細かいの、ない?」

しゃきしゃきしゃべるおばさんだ。

「すいません、たまたまなくて」
「あらあら、こっちもお釣りがないのよ」

えっ… ど、どうしよう?

「じゃあ、いいわ! あとで持ってきてくれれば」

は? 客にあとから持って来いって? 
そうやって帰してしまっていいのか? 一見の観光客だぞ。

「何時までやってますか?」
「5時まで!」

ご、ご、5時? 

喫茶店兼店舗が午後5時に閉まるの? おきな堂の6時閉店にもびっくりしたが、その上を行ってる!

5時に早々と閉まっちゃったら、仕事してる人は来れんじゃん。

時計を見ると、すでに午後3時を回っている。

「ご、ごじですか…」

戸惑ってるMizumizuを見て、

「あ、もし閉まってたら、ここ(と、ドアのほうに移動して)の隙間から投げておいて」

と、じゃんじゃん一方的に指示する女主人。いーのか? どこから来たともしれない観光客をいきなりそんなに信頼しちゃって取りっぱぐれても。

「じゃあ、とりあえず200円お支払いして。ホテルはアルモニービアンというところですから」
「あるもにー…? あ、勧銀だったところ?」

確かにホテルは、もとは銀行の建物だったと聞いていたので、

「あ、そうです。たぶん」
「ま~。素敵なところに」

宿泊先を告げてみたのは、もしかして、「あ、じゃあ夜にでもホテルに取りに伺いましょうか」と言ってくれるかな、と思ったからなのだが、そんな気は毛ほどもないらしい。

どこかの店でちょっと買い物してくずして持ってくればいいやと、とりあえず100円借金して店を出た。

額の大小にかかわらず、借金が大嫌いなMizumizu。「キャッシング」だとか「リボ払い」なども大嫌い。利息を取る以上、借金の言い方を変えただけじゃん、あんなの。家もキャッシュで買った人間なのだ。「借りてるお金がある」「早く返さなくちゃ」というのが精神的に負担になって、それ以外のことが考えられなくなる性格だし、そもそもMizumizuにとっては、借金してまで欲しいと思うようなものは、ない。

店を出て、お土産を売ってる店を捜したのだが、案外ない。気がついたらホテルのある大名通りに戻っていた。

ホテルは午後3時からチェックインできるので、いったんホテルに戻り、少し休んでから近所のお土産屋で蕎麦を買い、万札をくずして、喫茶店まで行った。

午後5時ちょっと前だったのだが、すでに店は閉まっていた(苦笑)。

だが、ドアから覗くと女主人がまだいて、こちらに気づいて開けてくれた。

お金を受け取り、

「どうも」

と言って、あっさり店の奥にひっこむおばさん。「わざわざありがとうございました」「どうもすいません。ご迷惑おかけして」なんていう一言もなかった。東京の人間なら、そこまで思ってなくてもオーバーにお礼を言いそうだ。

なんか、不思議(苦笑)。


















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最終更新日  2009.03.25 15:46:51



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