24010883 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Mizumizuのライフスタイル・ブログ

Mizumizuのライフスタイル・ブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

バックナンバー

カテゴリ

カテゴリ未分類

(11)

Interior

(35)

Travel

(91)

Travel(ベトナム)

(41)

Travel(フランス)

(65)

Travel(ハワイ・NY)

(36)

Travel(タイ)

(82)

Travel (イタリア&シチリア)

(47)

Travel(チェコ)

(11)

Travel (インドネシア、バリ)

(18)

Travel(日本)

(38)

Travel(日本、九州)

(39)

Travel(日本、中国地方)

(30)

Gourmet (Asian)

(10)

Gourmet (Japanese)

(11)

Gourmet (European)

(23)

Gourmet (Sweets)

(71)

Gourmet (Curry)

(18)

Gourmet (Others)

(7)

Gourmet(荻窪)

(13)

Gourmet & Shop (西荻窪)

(8)

Gourmet(阿佐ヶ谷)

(3)

Gourmet & Shop (吉祥寺)

(6)

Recipe

(6)

Essay

(137)

Movie

(158)

Movie(フランソワ・トリュフォー)

(3)

Movie(ジャン・ピエール・メルヴィル)

(3)

Movie (アンドレ・ユヌベル)

(4)

Movie(フェデリコ・フェリーニ)

(10)

Movie(エットレ・スコラ)

(1)

Movie(ドミニク・サンダ)

(3)

Movie (ベルナルド・ベルトルッチ)

(1)

Movie(ルキーノ・ヴィスコンティ)

(4)

Movie(ジュード・ロウ)

(12)

Art (ジャン・コクトー&ジャン・マレー)

(12)

Art(オペラ・バレエ・ミュージカル関連)

(6)

Figure Skating

(26)

Figure Skating(2008-2009)

(90)

Figure Skating(2009-2010)

(49)

Figure Skating(2010-2011)

(71)

Figure Skating(2011-2012)

(1)

Figure Skating(2013-2014)

(21)

販売書籍のご案内

(1)

Figure Skating(2014-2015)

(28)

Figure Skating(2015-2016)

(8)

フィギュアスケート(2016-2017)

(4)

Travel(日本、関東)

(7)

フィギュアスケート(2017-2018)

(12)

Figure Skating(2018-2019)

(6)

Figure Skating(2020-2021)

(3)

Figure Skating(2021-2022)

(10)

(5)

Figure Skating (2023-

(4)

手塚治虫

(44)

日記/記事の投稿

楽天カード

購入履歴

お気に入りブログ

ゴロワのブログ GAULOISES1111さん
Tomy's room Tomy1113さん
2010.05.22
XML
カテゴリ:Travel(フランス)

朝食も同じサロンで。もう少し季節がよかったら、気持ちのよい中庭のテラスで食べられるのかもしれない。

Villa Gallici 朝食

可憐なピンクの小花模様に金彩を施した器は、典型的なリモージュ。銀製のカトラリー。真紅のバラ。食器類は最高級なのだが、サービスしてくれるお姉さんは、アルバイト感アリアリ。

泊まっているお客さんは、Mizumizuのほかに3組遭遇したのだが、中国人が2組、アメリカ人1組(若い女の子のグループ)。

Villa Gallici 朝食のパン

コンチネンタルな朝食は、お粗末そのもの。こちらのパンはまあ美味しいと言えば美味しいのだが、パリの飛び切りのパン屋のパンを知っている身には感動はない。そのほかにはジャム、飲み物、市販のヨーグルト、それに洋ナシを摩り下ろしてフランボワーズを添えたもの。

ま~、なんとも手のかかってない朝食だ。この貧弱さで1人22ユーロとは・・・

ナポリのエクセルシオールに泊まったときは、土地の名産品であるモッツァレッラが何種類も並び、トマトや野菜もふんだんにあった。もちろんハード系のチーズやハムもいろいろ出た。カンパーニャ地方の豊かさを実感したのだが、あそこも今は、コスト重視の「コンチネンタルブレックファスト」になってしまったかもしれない。

器が貴族的なだけに、それにともなう内容のない食事に、心底ガッカリした。ほとんど一見さんの外国人ばかり相手にしている「高級ホテル」はこうなりがちだ。リピーターが来ないから、宣伝にばかりお金をかけ、立派なホームページを作り、ガイドブックに載せ、テレビに取材してもらって、イメージアップを図る。

フランスの高級ホテルは、軒並みこんな調子。ホテル文化でもっとも大切なのは、ホスピタリティ精神だ。どんなにゴージャスな内装でも、立派な器を使っても、スタッフがサービスのプロフェッショナルでなければ、一流とは言えない。

プロフェッショナルなソムリエ、プロフェッショナルなギャルソンのいるフランスで、なんでこうもプロフェッショナルなホテルマンがいないのだろう? リピーターになってくれる自国民ではなく、ほとんどが一過性の外国人をアテにし始めたことで、フランスのホテル文化は凋落したのではないか。

その点、階級がフランス以上に断固として固定しているイタリアには、まだ高級ホテルにもパーソナルなホスピタリティが残っているように思う。フランス人ほど「偉そうでない」というイタリア人の国民性もあるかもしれない。

どちらにせよ、もう高級ホテルはアジアの時代。そういえば、3月のトリノのフィギュアスケート世界選手権で高橋大輔選手が優勝したとき、ドイツの中継だったか、「彼はアジア人初の男子世界チャンピオン。ペアもシングルも、今はアジアが非常に強い」と解説していた。

もともとは、ヒマと時間をもてあましている北ヨーロッパの貴族が優越感に浸るために、氷の上で図形を描いて見せたり、クルクル回って見せたりしていた遊びがフィギュアスケートのルーツだと言われている。それも今はアジアの時代。

ヨーロッパのものだった「何か」をアジアが模倣し、やがて超えていくとき、その突破口を作るのは、たいていが日本人だ。ホテル文化にしても、ヨーロッパでは風前の灯のホテルマンのホスピタリティ精神は、日本に移植されて、十分根付いている。他の多くのアジアの国の高級ホテルは、支配者たる白人のためのサービスをスタッフに教え込むことから出発したが、日本人はそうした意識をもたずに、「自分を下げて、他人への敬意を表す」ことができる。

もうだいぶ昔だが、オーストリアで由緒ある「白馬亭」ホテルに泊まったとき、足を少しひきずっているMizumizu母を見て、老いたポーターが、「どこまで行くの?」と聞き、行き先がすぐ近くの船着場だと知ると、何も言わずにMizumizu+Mizumizu母の荷物を手押し車に乗せ、ホテルから湖までガンガン運んでくれたことがあった。

ああしたポーターは、ヨーロッパの高級ホテルからすっかりいなくなってしまった。今ホテルに突っ立っているのは、正装させてそれなりに見せているだけの、「自分が何をしたらいいのかわかっていない」若者だ。

とはいえ、エクスアンプロバンスのVilla Galliciは、隠れ家的な雰囲気があり、かなり気に入った。値段も、とにかく「高い」と感じるフランスのなかでは、妥当な価格だと言える(一番安い部屋で1泊300ユーロ弱)。もう1度来てもいい気のするホテルだ。今年は4月になっても寒く、ホテルの中庭にあるプラタナスが緑でなかったのが残念だが、初夏のころに来たら、より美しく、落ち着けると思う。そしてここは、クルマで来たほうがいい。

Mizumizu母が、プロバンスではOlivadesの布地を買いたいというので、ホテルのフロントで場所を聞いて出かけた。幸いにも、サン・ソヴィール大聖堂の前の通りで、ホテルから近い。

Olivadesのプロバンスファブリック

Mizumizu母お買い上げの布。華やかな花柄模様。

Olivades

Mizumizuは薄手のコットンのスカーフを購入。30ユーロ(3891円)。天然コットンのさらっとした肌触りがバツグン。

有名ブランドなので、値段は高めだが、質は確かに高い。Olivadesは日本でも買えるのかな? と思って楽天で検索してみたら、結構ある。


Les Olivades ボニスストール



ボートネックのマリン風ワンピLes Olivades レゾリヴァード / rave et Bonis robe



Les Olivades ボニスサック

日本ではなぜか青系を中心に商品展開しているようだが、現地には赤系、青系、緑系、黄色系と、明るい色合いのテキスタイルがふんだんにあった。

 

 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.05.23 16:19:39



© Rakuten Group, Inc.