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Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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2018.08.16
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カテゴリ:Travel(日本、九州)
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本州の人間が、「九州の山」と言われてまっさきに思い浮かべるのは阿蘇山だろう。阿蘇山の壮大さは、今更言うまでもない。やまなみハイウェイをドライブして初めて阿蘇に行ったときは、ここが本当に日本だろうかと、圧倒された。

阿蘇を目指した、いわば「九州観光ビギナー」のときには、くじゅう連山は真打ち・阿蘇の「前座」ぐらいの位置づけだったが、ひととおり阿蘇山周辺をめぐってみると、前座だと思っていたくじゅう連山・久住高原の魅力にすっかりハマってしまった。

阿蘇は壮大だが、壮大すぎる。外輪山の急な坂道を越え、世界一有数の広大なカルデラを走り、中央火口群に登る。あまりに広すぎて、個々の山の「高さ」がつかみにくいのだ。実際に、阿蘇山はさほど高くはない。最高峰でも1600メートル足らず。対して、くじゅう連山は、ぐっと眼前に迫る1700メートル級の山並みの「高さ」が非常に分かりやすい。

長者原に出ると、手の届く近さにそびえる三俣山(1745メートル)、硫黄山(1580メートル)、星生山(1762メートル)。その特徴的な姿も魅力だが、湿原からいきなり山がそびえているような「近さ」がいい。

そして、くじゅう連山の麓には、個性豊かな温泉がそこここに沸いている。凄い、本当に凄い。こんな自然の恵みに満ちた場所が、他にあるだろうか。

この夏は、7月と8月(お盆)の2回もくじゅうに足を運んだMizumizu。

「くじゅう」という地名、「久住」なのか「九重」なのか、ずっと混乱していた。何となくイメージで、高原が「久住高原」、山が「九重連山」、町が「九重(ここのえ)町」と「久住(くじゅう)町」だと思っていたが、ウィキで調べたら、

「阿蘇国立公園」にこの地域の名称を加えて改名する際には、「九重」と「久住」のどちらかにするかで長らく論争が続いたが、「阿蘇くじゅう国立公園」とすることで決着した。

ということらしい。久住高原のどこかで買った山岳鳥観図(KUJU RENZAN地図)を見ると、「くじゅう連山」という表記になっていた。そして久住山の文字の見える山はあるが、九重山という表記の山はない。

しかし、九重山は久住山 中岳だと書いてる人もいる。「???」。もう一度ウィキに頼ると、

火山群や周辺地域全体を指す場合に「九重山」や「九重連山」を用い、その主峰である単独の山を指す場合に「久住山​​​」を用いるのが一般的である。

そして、九重連山の最高峰が中岳だとか。

なるほど、なんとなく分かってきた。火山群全体が「九重山」なら、その最高峰である中岳を九重山(の頂上)としてもおかしくはない。

さらに調べて見ると、くじゅう連山の最高峰・中岳(1791メートル)は九州本土の最高峰でもあるらしい。阿蘇山、中央火口丘の最高峰である高岳(1592メートル)より、200メートルも高い。阿蘇の高岳の「高さ」は、くじゅう連山ではカクンと低く見える硫黄山と大差がないのだ。

最高峰が「中」岳というのは変な感じだが、九重連山の主峰とされる久住山が1787メートル、中岳との差はたった4メートル。正確な測量ができない時代には、久住山のほうが主峰で中岳は久住山の「中の岳」だと人々が思っても不思議はない。

山岳鳥観図でも、「九重連山」と表記してもよかったのかもしれないが、阿蘇くじゅう国立公園の表記にならって、連山については平仮名表記を採用したのだろう。

同じ発音で表記が2つあり、1つの表記で2つの読みがあるというのが、逆に九州という土地の歴史の長さを物語っているように思う。昔は、ここには、小さな「くに」がたくさんあったのだ。

で、この夏、くじゅうのどこへ行ったのかについては、次からのエントリーで、詳しく。





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最終更新日  2018.08.18 00:03:13



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