|
カテゴリ:美術館・博物館
6月6日で終わる、
伊勢丹京都の「えき」美術館での 田中一村展へ行きました。 小さい頃から絵がうまくて、 すごく勢いのあるタッチで、 うわあっと描いてあるなあと思って、 初期の南画の時代の絵も見ました。 南画というのは、水墨画というわけではなく、色もついてる。題材が、植物とかが多いなど、中国の南宗画より影響を受けているものの、江戸時代、日本で独特に発展したそう。 東京藝大に入ったものの、違うとおもったのか、すぐ退学し、また日展などにはなかなか入選せず苦労したものの、 支持する人たちも多かったような感じです。 千葉で、風景や動植物の写生に明け暮れたと チラシに書いてありました。 その後、50歳で奄美大島へ渡り、 亡くなるまで、奄美の亜熱帯の動植物を独特の画風で描いていて、とても惹きつけられます。 奄美時代のはとても色彩豊かであり、 赤い実や緑の実、葉っぱ、根っこ、 鳥など、構図と色の組み合わせが魅力的なんだけど、 千葉時代の襖絵もいいなと思った。 黒の濃淡がいいなあ。 動植物や風景が多いんだけど、 千葉にいた頃の絵で、 農村の庭先を描いたものがあって、 村の人たちが集まってるところの人の形が 人形みたいというか、小さすぎで笑 人に関心はあまりないんだなと感じた。 奄美時代、大島紬の染色工としてバイトしながら、絵を描いていたということで、 訪れたカメラマンが、絵そのものとともに、 その絵に対するのめり込み方に感銘を受けたということで、ご本人の写真もありました。 ご本人の物も展示されており、 奄美に渡る前には、 カメラを持って四国や九州などにスケッチに出かけ、写真を撮って、絵の参考にしたようです。 そのカメラと共に、JALの旅行カバンも展示されてたんだけど、 このJALのグレーの四角いカバン、 実家にもあったやつだー😅 うちのは、使ってないみたいできれいだけど、 要る人っているもんかな。 (と絵の話からズレる💦) 奄美大島にある、田中一村記念美術館、 行ってみたい。 なかなかお金かかってそうな建物&施設😅ですが。 まあ、この建物もだけど、 奄美大島、行ってみたいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[美術館・博物館] カテゴリの最新記事
|
|