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テーマ:今日のランチ(39550)
カテゴリ:男の単品完結料理(丼・リゾットなど)
![]() なぜか思い出す函館の思い出。かれこれ四半世紀前に、たった半年住んでいただけなのに。まぁそれまで関東近辺でしか住んでいたことがなくて、異文化(?)に入っていくのが最初で最後の経験だったからでしょうね。 当時は食べるものも違うよ コンビニもファミレスもまだ北海道(函館)になかった頃です。私は自慢じゃないけど当時は自炊しないことを自慢にしていました。365日オール外食!不健康でしたねぇ。でも地元の食べ物を食べる大きなチャンスでもあったんですよ。 当時の函館は ネスカフェの空き瓶にイクラの醤油漬けを詰めて地元のスーパーに売っていた時代です。今では当たり前の食材も、当時函館でしか食べられないものがたくさんありました。イカ刺し、イカめし、ホッキ貝、そしてホッケ。これらは今でこそ当たり前の食べ物ですが、函館で初めて食べて感動したものです。 不味いので有名な魚 ホッケは鮮度や旨味が落ちやすいので、冷凍技術が未熟な時代は「囚人魚」「ネズミ魚」などとも呼ばれ、獲れても捨てられていたそうです。囚人やネズミしか食べない魚だったんですね。あぁこんな旨い魚を食べられるなら、“因人”でも“ミッキーマウス”でも私はなりたいね。 しかし北海道特産品だった「ニシン」が獲れなくなり、その代用品として「ホッケ」が広まったといいます。だから当時は関東でホッケを見かけなかったわけだ・・・ 知らなかったホッケの秘密 ホッケはブリやボラのように出世魚なんですねぇ。 ホッケはアイヌ語では「ポッケ」と言うそうです。漢字では、魚ヘンに花と書きますが、これは稚魚がコバルト色で、群れで泳ぐと花の様に美しいため、なのだそうです。北の花⇒ほくか⇒ほっけとなったと言う説もあります。北の海中に咲くホッケの花は、きっと綺麗なのでしょうねぇ 今でも ホッケは鮮度・旨味が落ちやすいため関東でも鮮魚として出回っていませんよ。開きにして一夜干しで流通しているのが多いかなぁ。 やはり北海道で食べたホッケとは味も大きさも違うんだなぁ。これは一般的に本州に出回るホッケは「シマホッケ」北海道で食べられているものは「マホッケ」なのだそうですよ。 やっぱりね~。マホッケの美味しい奴を食べたいなぁ 今日は 一夜干しの「シマホッケ」。焼き魚も美味しいのですが、今日は趣向を変えて“てりてり”の丼にしました。焼き魚ではなく、鍋照りで作る簡単“てり丼”です。七味をたっぷりかけて食べると、ほのかに北海道の味がしますよ。 <作り方> 長ネギで白髪ネギを作っておく。 ホッケの開きをお好みの大きさに切る(お好みで骨をそぎ落とす)塩をして酒をまぶし、しばらく置き水分を拭いたっぷりの片栗粉をまぶす。170度の油で2から3分揚げる。フライパンにショウガ・めんつゆ・水・酒・みりん・砂糖を入れ温める。そこへ揚げたホッケを入れ照りがでるまで煮込む。 丼または皿にご飯を盛り、千切りキャベツをたっぷり盛りその上にホッケをのせ、タレをかける。白髪ネギを盛り七味をたっぷりかけ出来上がり。 今日の料理の詳しい分量や作り方は My Home Page「パスタ職人による、男の料理学」 *男の単品完結メニュー(丼)*にあります。 毎日1メニューUPを目標にHP更新中!!!!!! 「パスタ職人による、男の料理学」はYahoo!Japanカテゴリー > 生活と文化 > グルメ、ドリンク > 料理 > レシピ >男性向け に掲載されています。 All About グルメ・クッキング チャネル >> おかずレシピ ガイドサイト >> おすすめINDEXに掲載されています。 ↓↓只今こちらに参加中! 今日のブログ、面白かったら(つまらなくても)ポチっとね! ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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