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テーマ:食べ物あれこれ(48797)
カテゴリ:男のトマトパスタ
![]() 花屋さんにはポインセチアに並び“シクラメン”が綺麗に咲き誇っていますねぇ。 これを見ると♪真綿色した、シクラメンほど、清しいものはない・・・♪なんて布施明を思い出してしまう私は古い人間でしょうか? シクラメンは 和名“豚の饅頭”!!ダセ~!なんという名前なんだ。シクラメンほど、すがしい花が咲くのに、なんてひどい名前なんでしょう。。。だから日本では明治時代に入ってきた花なのに和名で呼ばれることは、まず無いんです(この名前じゃ花屋さんで売れないしね) 喰っちゃうよ 本来シクラメンは、球根を食用にされていたそうです。そのためシクラメンの英名は“雌豚のパン(sow bread)”とも言われていたんですね。これを明治時代に直訳したのが“豚の饅頭”というわけです。まぁその他にも“篝火(かがりび)”などとも呼ばれ、こちらはチョイとオシャレで良い感じ・・・ 喰っちゃダメ とはいえ、今「シクラメンを掘り起こして食べようか」と考えた方!ちょっとストップ!! シクラメンの球根にはサポニンを含む毒性があるんですよ。それでもジャガイモが渡来する前のヨーロッパでは貴重なデンプン源として使われていたんだそうです。(当然ジャガイモが入ってきたあとは、誰も食べなくなりましたよ) ジャガイモといえば ドイツ料理を真っ先に思い浮かべます。でもねぇジャガイモの原産地は南アメリカ。それが16世紀の大航海時代にヨーロッパ大陸に入ってきた案外新しい食べ物なんですよ。当時のヨーロッパは“イモ”という食べ物は無かったんだそうです。そのためイモを食べることより葉や茎を食べるレシピ本が出回り、食中毒患者“が続出した程なんだそうです。(茎や葉は毒なんですねぇ。。。それでも食糧難時代の日本でも刻んで食べたと言いますが・・・) 悪魔の食べ物 そんな見たこともない食べ物の“イモ”。当時「植物は種から育てるもの。聖書にも載ってるしね」というわけで種芋から育てるジャガイモは悪魔の食べ物といわれていたんだそうです。でも飢饉やら食糧難やらで痩せた土地でも育つジャガイモの栽培を各国奨励したため広まり、元々土地の痩せていたドイツやアイルランドでは主食にまでなったんだそうですよ。 木曜日に食べようね ニョッキは古くからイタリアで食べられていたパスタで、当時は小麦粉だけで作られていたそうです。元々は中国の餃子がヨーロッパに伝わりヨーロッパに広まった料理の1つとも言われています(日本では“すいとん”や“そばがき”ね) 16世紀以前は小麦だけだったんですが後にジャガイモなどを混ぜて作るようになったんだとか。。。滋養が豊富なのでイタリアでは「木曜のニョッキ」(イタリアでは木曜にご馳走を食べる習慣があるんだって)と呼ばれているそうですよ。 そんなニョッキ 市販の物もありますが、個人的には好みに合わない(臭いがだめ)ので手作りにしました。本来は硬質小麦(デュラムセモリナ)で作るんでしょうが、家の近くでは売ってない!仕方なく強力粉で捏ね捏ねしました。娘と一緒に作ったのでチョイと不細工で大きめのニョッキになっちゃったのはご愛敬。たまには親子のコミュニケーションで良いものですよ。 <作り方> ジャガイモを皮のまま茹でる(竹串が軽く刺さるくらいまで)。熱いうちに皮を剥き潰しザルなどで粗く漉し、あら熱が取れたら塩、溶き卵を加えて捏ねる。ふるった強力粉を加えて捏ね、耳たぶ程度の硬さになるようにする。 生地がまとまったら棒状にし、食べやすいサイズに切り分け形を整える。 沸騰したお湯に塩(分量外)を入れ、ニョッキを茹でる。(浮き上がればOK) フライパンでオリーブオイルとニンニクを低温で炒める。香りが出たらみじん切りの玉ねぎ・ベーコンを入れ炒める。ホールトマトを加えゆで汁・醤油・生クリーム・パルミジャーノチーズ・ワイン・バジルを入れ塩胡椒で味を調える。 茹で上がったニョッキをソースをからめ、皿に盛りパセリなど飾りできあがり。 今日の料理の詳しい分量や作り方は My Home Page「パスタ職人による、男の料理学」 *男のトマトパスタ*にあります。 毎日1メニューUPを目標にHP更新中!!!!!! 「パスタ職人による、男の料理学」はYahoo!Japanカテゴリー > 生活と文化 > グルメ、ドリンク > 料理 > レシピ >男性向け に掲載されています。 All About グルメ・クッキング チャネル >> おかずレシピ ガイドサイト >> おすすめINDEXに掲載されています。 ↓↓只今こちらに参加中! 今日のブログ、面白かったら(つまらなくても)ポチっとね! ↓↓ ![]() ![]()
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