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カテゴリ:旅
ひたすらドライブする予定で宿を出た。きのう行けなかった長島町方面をまわって指宿まで南下、鹿児島湾をぐるっと走って友人のいる鹿屋で泊まるつもりだった。
しかし、出水市にさしかかるとやたらに「つる観察センター」の標識がある。それほど回り道でもないし行ってみることにした。 知らなかったが、出水市は日本どころか世界一のつる飛来地だという。10月から3月まで、1万羽を超えるつるが飛来するらしい。 ちょうどボランティアとおぼしき解説員が、数人の集団にいろいろと教えているところだったので便乗させてもらったが、つるの出発地に関する情報や飛行距離、つるの種類と性質に関する話は非常に興味深く、つい聞き入って長居してしまった。 このつるを見に来るだけでも価値がある。ピークのちょっと手前だったようだが、ピーク時に来てみたいと思うほどだった。 長居してしまったので、長島町行きはあきらめ、まっすぐ指宿に向かうことにした。 おもしろいのは、出水市は鹿児島県の北端だが、「鹿児島の北海道」と呼ばれるほど寒い土地だということ。たしかにこの日も寒かった。 それが、原発のある川内、ちけあげで有名な串木野あたりからどんどん南国っぽくなっていく。南九州にはミクロネシアから渡ってきた人たちの子孫らしい風貌の人がいるが、そういう人の割合も多くなっていく。外国に来たような感じがして心がうきうきしてくる。 開聞岳がきれいだったという話をきいたので開聞岳を一周し、夕方、長崎鼻のすぐ近くにあるヘルシーランド(たまて箱温泉)で入浴と夕食。ここの露天風呂は開放感がありすばらしい。撮影禁止の表示を、撮影しまくったあと見つけた。 大隅半島の鹿屋に行くには、鹿児島から垂水にわたるフェリーに乗るという手もあったが、まだ明るいので錦江湾をぐるっとまわり海沿いを行くことにした。 鹿屋に行くのは、今回の旅行の目的の一つでもあった。冬の間、滞在できそうな家があり、その家に泊めてもらうことになっていた。 しかしまぬけなことに、ちょうど鹿屋に着いたころ携帯もIPADもバッテリーが切れてしまい友人と連絡がとれなくなってしまった。シガーライターから充電できるソケットを忘れてきたのがここで響いた。 ただ、来てみると長く滞在はできないと思うようなところだった。住めば都なのかもしれないが、これといった特徴がない。空港からもかなり遠い。桜島は見えないのに桜島の灰が降る。 市役所近くの公園で車中泊する羽目になったが、けっこうな数の車がいて早朝には出発していった。旅行者など決して来ない町だから、地元の人だろう。 こちらも、こんな町にはもう用がないので、明るくなったらすぐ出発。志布志から日南海岸を走る予定なので急がなくてはならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 7, 2014 01:19:10 PM
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