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2007/01/18
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カテゴリ:環境問題について
おとといだか、NHKで温暖化のことをやっていたらしい。
家内が会社の人に聞いた話を、さらに私に教えてくれた。
で、ネット検索してみるとちゃんとそのことを書いている人もいた。
(とても分かりやすかったです)

伝言ゲームみたいで少々情報はあやしいが、まとめると

カナリアという鳥は環境の変化に非常に敏感で、炭鉱などではカナリアを有毒ガスの発生を知るために使っていたらしい。
カナリアが死ぬと「有毒ガス発生」ということらしい。
ということで、温暖化を最も敏感に、誰よりも先に影響を受けるといわれる民族がケニアの遊牧民・トゥルカナ族で、そのために「地球温暖化のカナリア」と呼ばれる。
彼らが絶滅すると、「いよいよやばいぞ!」ということだろうか?

なんともひどい話ではあるが現実には違いない。

彼らは炭酸ガスも撒き散らさず、自然とともに暮らしている。
それだけにその影響をまともに受けてしまう。

トゥルカナ族に限らず、気候変動の影響を真っ先にうけて犠牲となるのは「自然に近い暮らしをしている人々」である。
彼らには何の罪もなく、何百年、あるいは何千年も前から自然と共生する暮らしを守ってきた。
いわば、裸のままの姿で地球と向き合っているのだ。
それゆえ、気候変動の影響をまともに受け、食料を失い、絶滅の危機に瀕しているらしい。

一方、温暖化の原因となった日本を含めた先進国はというと、エアコンの効いた部屋で、冷凍貯蔵された食料を確保し、炭酸ガスを撒き散らかし続けている。
皮肉な現実である。

アメリカ副大統領だったゴア氏が環境破壊の現実を訴えているが、どれだけの人が深刻さを理解しているのだろう。
きっと、私も含めて、ほとんど分かっていないのだ。

「このままタバコをすい続けると、あなたの命はあと半年です」

と言われなければタバコをやめられないのと同じだ。

ましてや、
「そのまま吸い続けると、廻りの人の命がありません」
といわれたのでは本気になれない。

ただし、残念なことに医療と違って、同じ症状をだれも経験したことがない。
数多くの症例があって初めて「あと半年」に絶対的な重みが出るのだが、大自然の変化には症例がない。
それゆえ
「大丈夫、大丈夫」
という人もいれば、
「大変だ!大変だ!」と騒ぐ人もいる。
そして私たちにはどの程度深刻なのか分からない。

ゴアは言う。
「今すぐに変えないと手遅れになる!」
でも、アメリカは「京都議定書」にも調印していない。
中国は相変わらず炭酸ガスを撒き散らしながら躍進を続け、日本は企業努力で「省エネ」を頑張っているものの、国民の意識はほとんど変わらない。
そして、私自身も思っている。
「なんとかなるんじゃないの?」

でも一方で、何の罪もなく滅びる日を待っている人たちがいる。

誰のための「エコ?」「ロハス?」
矛盾がいっぱいだ。

本当はどうなんだ!
こんなにのんきに仕事をしていてもいいのか?
年金もそうだが、それ以上に、将来も子ども達が生きることができる「環境」があるのか?

今日も一日、昨日と同じように文化的生活を繰り返しながら、矛盾と疑問と不安を感じているのである。













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Last updated  2007/01/18 01:26:02 PM
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