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カテゴリ:仕事に関連して
先週末、金曜、土曜は、久しぶりに出張。 幕張メッセで開催中のDIYショーの見学です。 今回のDIYショーには、溶接機のトップメーカーであるスター電器製造さんが、溶接のデモとワークショップのために、特別参加しておられましたが、縁あって、その一角に、「WOODPROさん、好きに使って」という場所をもらって、足場事業部の方で出展していました。 「縁あって」のくわしくは、弊社社長のブログ こちら。 DIYショーそのものは、正直言って、さほど目新しい感じもしなかったという印象ですが、目玉としては、スター電器さんの、溶接体験コーナーと、DIY女子部のコーナー。 最初の写真は、スター電器さんのコーナーで撮ったものですが、道具とかが比較的新しくて絵になりにくかったので、少々画像加工させていただきました。 話が少し変わりますが、時々、田舎に野良仕事を手伝いに行くたびに、道具というもののありがたさが身に沁みます。 土を耕すには、今では耕運機が当たり前ですが、その前は鍬でした。 もし、荒野を鍬なしで耕すとしたら、これはもう想像を絶する大変さでしょう。 固い大地に鉄の鍬を突き立てて耕したからこそ、今の世界があるとも言えます。 人口というのは、食物の供給量に比例するとのことですが、そういう人類の歴史から考えても、「鉄」の登場というのは大きな出来事であったことは間違いありません。 木製の鍬で耕せるのは、よほど条件の良い土地に限られます。 世界で最初に鉄器をつくったのは、ヒッタイト族。 このヒッタイト族は製鉄技術を武器に、世界四大文明の一つであるメソポタミア文明を滅ぼしました。まさしく「秘密兵器」だったのでしょう。 文明というものを考えてみると、まずは、木の文明から始まったのだろうと思います。 木は加工しやすく、手に入りやすい上、燃料にもなります。 人類が人間らしい生活を始めることができたのは、「木」のおかげであると言っていいでしょう。 ただ、弱いという欠点がありました。 そこで、その弱さを「石」で補い、青銅、そして鉄といった硬い金属で補いつつ文明は進歩したんですね。 歴史の勉強では、「石器時代」「青銅器時代」「鉄器時代」と続きますが、「木」が出てこないのは、どの時代にあっても、「木」は道具の中心であったということなのでしょうね。 柔の「木」に対して、剛の「鉄」、といったところですね。 木が鉄を生かし、鉄が木を生かす。 それが大切だと思いました。 まとまりませんが、今日はこのあたりで失礼します。 金物の産地 三木の刃物でできた鷲のオブジェ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/09/04 08:01:41 AM
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