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カテゴリ:徒然なるままに
目が覚めて窓の外を見てみると、見事な三日月と金星が見えました。 そこで、ベランダから撮った写真です。 こういった細い月は、一般的に三日月と呼ばれますが、正確には、月齢三日目の月が三日月なので、厳密には二十六夜というようです。 中国や台湾では旧暦のお正月をお祝いしますが、今年の元旦は1月31日。 今頃、年末年始の休暇に入って、盛り上がっているんでしょうね。 当然のことながら、月に光っている部分というのは、太陽の反射です。 もうすぐ太陽が昇ってくる時間帯ですから、月と太陽の位置関係を三次元的にイメージしてみると、確かに光のあたっている面がこういう感じになるのだな、というのが納得できます。 そこに、さらに、金星も入れてイメージしてみると、なんだか楽しい気分になりますね。 「水金地火木土天海冥」と子供のころに理科で習いましたが、金星は地球に一番近い惑星。 宵の明星とか、明けの明星とか呼ばれますね。 夜に見えている星というのは、太陽みたいに自分で光っている恒星がほとんどで、すべてが遠く離れた位置にあるので、地球の自転とともにゆっくりと動いて一日に1回転しますが、金星は太陽の周りをまわっている惑星で、なおかつ、地球よりも太陽に近い位置を回転しているので、当然太陽とともにのぼり、沈んでいきます。 そのため、金星が見えるのは、日没後と夜明け前に限られるわけです。 太陽の反対側に金星があるということは絶対に起こりません。 夜中は地球の裏側にあり、日中は太陽が明るすぎて見えないので、結果的に、宵と明け方だけに見える明るい星ということになります。 月を写真で撮ると、うっすらと丸く写ります。 これを地球照といって、太陽の光が地球で反射され、それが月を照らしているといるのが写っているわけです。 いやー、天体って、不思議ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/01/29 12:37:22 PM
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