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カテゴリ:WOODPROのこと
9月9日のことになりますが、新しく工場を建てることになり、地鎮祭を行いました。 冒頭の写真は、WOODPROの中本社長が、「えい!」と気合をいれて土に鍬を入れているところです。 もともと、この大地は神様のもの。 そこに人間が分け入って、木を切ったり、耕したり、家を建てたりするということなので、しっかりと礼を尽くして、正しく使っていくことを誓い、土地を使うお許しをいただく、ということでもあります。 広島の土砂災害から三週間になりますが、こういった自然の猛威は、神の怒りにも見えたのでしょう。 「人身御供」なんて言葉もありますが、かつては、大きな土木工事を成功させるために、人を生贄としたこともあったのでしょう。「人柱」という言葉もありますが、恐ろしい言葉です。 日本というのは、八百万の神の国。 やさしい神様も、怖い神様もおられます。 神を鎮めるための「鎮め物」の極みが人身御供ですが、通常は人形や、鑑、武具などになどが使われてきたとのこと。 そして、今でも、こうして地鎮祭の際には、鎮め物を入れた箱を土地に埋めるという儀式が残っているんですね。 箱の中身をきくのを忘れましたが、小さな箱ですので、この中にミニチュアでも入っているのでしょうか? 新しい工場に関わる、工場の担当者も参加して、気持ちを新たにいたしました。 会社にとっては、借金をして工場を建てるので、事業をスムーズに軌道に載せないtいけない、という現実的な問題はあります。 が、一方で、この土地を使って、何を産み出し、それがどれだけ従業員の暮らしを支え、地域を活性化し、そして社会の役に立てるのか、ということが試されることになります。 そういう正しい志があればこそ、神様はこの土地を使うことを喜んでお許しくださり、また、ご加護もしていただけるのであろう、とも思う次第です。 大安のこの日、秋の訪れを感じさせてくれる深い青空が広がりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/09/11 08:09:42 AM
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