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カテゴリ:ちょっとおでかけ
尾道の花火大会の翌日、しまなみ海道 生口島の耕三寺へ行ってきました。 尾道市向島に住む義母と、そのお姉さん、それから、家内の妹と私の計5人。 義母も、そのお姉さんも、「大昔に行ったことがあるような気がする」というくらいであったので、「では、行ってみましょう」ということで、出発。 しまなみ海道はかなりメジャーになってきましたが、尾道側からいくと、 尾道⇒向島⇒因島⇒生口島(ここまで広島県)⇒大三島⇒伯方島⇒大島⇒今治 となります。 耕三寺というのは、生口島の瀬戸田というところにあり、平山郁夫画伯の出身地で、平山郁夫美術館もあります。 耕三寺は、桜と紅葉の名所でもありますが、この時期は一番なにもない時期なのでしょう、園内には、蓮の鉢植えがならんで、「蓮まつり」 お寺と蓮というのは、確かに相性がいいですね。 みんなそろって咲いているわけではなく、咲いている花もあれば、すでに花を落として硬くなったものもあり、蓮の花の変化がよくわかります。 これも、諸行無常ということでしょうか。 さて、耕三寺に到着してみると、思いのほかしっかりとした段数の階段が・・・。 なにしろ、義母とそのお姉さんも80前後なので、階段はかなりきつい。 入口から五重塔へ、そして、さらに、日光東照宮の陽明門を模した「孝養門」へも階段があります。 陽明門を模したというだけあって、孝養門の装飾も鮮やかで立体的です。 仏像もカラフル。 耕三寺の大きな特徴の一つは、このカラフルさ。 きらびやかで、「西の日光」と言われてますが、歴史は浅く、昭和11年から伽藍の建設が始まったとのこと。 立てたのは、金本耕三という実業家で、母親の供養のために出家し、このお寺を建てたらしい。 こういったきらびやかな建物が建てられたのは戦後のことで、イメージとしては、お寺というよりもテーマパークに近い印象・・・。 全体が「耕三寺博物館」ということで、入園料が1400円かかります。 孝養門を抜けると、正面には本堂があります。 本堂の右側には、多宝塔も見えます。 この本堂は、宇治の平等院を模したものだとか。 確かに、そういわれてみると、そのようにも見えますね。 耕三寺の名物の一つが、地下の「地獄めぐり」。 「千仏洞」に入ります。 洞窟めぐりは10分ほどですが、中はとっても涼しくて快適。 これは、閻魔大王の前に引き出された悪人の像。 生きている間に犯した罪状を告げられています。 もう20年前ですが、うちの次男がここで相当ビビッていました。 なにか、やましいことがあったのでしょう。 洞窟に入ってみると、ここもかなりの高低差があって、高齢の義母&そのお姉さんにはきつかったようです。 「千仏洞」を出ると、本堂の左手に、巨大な救世観音像。 さらに、比較的最近できた「希望の丘」があります。 私だけ先行して見に行っていきました。 照り返しがとにかく強く、格別暑さがこたえます。 丘のてっぺんには、合掌をモチーフにしたモニュメント。 丘から見下ろしてみると、海も見えます。 途中まではエレベーターもあるので、義母たちも上りかけたのですが、あまりの暑さに途中で断念となりました・・・。 そこから、愛媛県の大三島にわたり、大山祗神社に参拝。 天然記念物のクスノキの前で記念撮影して、帰りました。とにかく暑い一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/08/01 01:09:41 PM
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