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2020/07/06
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カテゴリ:DIY

本日は、壁にボックスを取り付ける方法について。
冒頭の写真は、WOODPRO shop&cafeの階段スペースを上から見下ろしたもの。
本日は、壁面に取り付けてある、ディスプレイボックスは、どうやって取り付けるかについて説明します。

簡単に言えば、壁面にLアングルを取り付けて、そこにボックスの上面を乗せ、ビスで固定して外れないようにしただけです。

棚板の場合は、こんな小さなLアングルでは固定できませんが、ボックスの場合は、これで行けます。
ポイントは、ボックスの高さです。
昔、理科で、「支点 力点 作用点」というのを習ったことがあると思います。
記憶になくても、必ず習ってます。
いわゆる、テコの原理のモトですね。
力を掛けるポイント(力点)と、力が作用するポイント(作用点)は、支点までの距離に比例するわけです。
こどもとシーソーに載った時、大人が前寄りに乗ってバランスを取るのも、この理屈。
力点から支点までの距離を長くし、支点から作用点までの距離を短くした道具が「テコ」。
長さが5倍違えば、力点にかけた5倍の力が作用点に働きます。
逆に、作用点までの距離が長ければ、逆に力を弱く作用させることができるというわけです。

このボックスの先端に上から荷重をかけた場合、支点となるのは、ボックスの下側の壁の接点です。
作用点を、Lアングルで固定してある位置とすると、支点と作用点の距離が広いほど、作用点にかかる力は小さくなります。
ということは、ボックスの背が高いほど、支点と作用点の距離は離れるわけです。
たとえば、Lアングルをボックスの下側につけたらどうでしょうか?
当然、支点と金具の距離が近いので、かけた力が大きく金具にかかって、金具が壁から抜けてしまったり、曲がってしまったりするでしょう。
ということで、難しそうなことを書かなくても、誰もが経験的に分かる内容ではありますが、上の棚の下側で支えるのが一番効果的です。

壁面に棚を付けるとき、棚板よりは、ボックス状に組んだものの方が安定しやすいので、壁面ディスプレイの際の参考にしていただければと思います。





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Last updated  2020/07/07 07:59:25 AM
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