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カテゴリ:徒然なるままに
2022年11月8日(火)の夜は、快晴で、皆既月食を見るには最高の環境でしたね。 ということで、冒頭の写真は、家の前の道路から空を見上げて撮ったもの。19時57分の撮影です。 赤黒い月が、家の庇のそばにありました。 地球によって太陽の光が遮られた状態の月なので、実際には相当暗いので、「皆既月食」であると知らなければ気にも留めないかもしれないくらいですね。 あ、そういえば、今日は皆既月食だった、と気づいてのは、午後6時過ぎ。 まだ会社で仕事をしていたので、仕事の合間にカメラを持ち出して撮ってみました。 18時22分。月が欠け始めています。 19時9分。 直接太陽の光が当たっているところもあとわずかになってきました。 このあたりで、帰宅の準備を始めました。 そして、皆既月食に突入。 月全体が赤黒く見えるのが不思議です。 今でこそ、この現象が「地球の影」であるということを誰もが知っていますが、地球が丸いということを知らなかった人は、どう理解したのでしょうね。 「日食」というのは、太陽の前に月が並ぶので、不吉感が満載ではありますが、まだ理解しやすいです。 ただ、月食というのは、地球の背後に太陽があるということが理解できないと説明できません。 この赤黒い色といい、「血の予感」を感じたとしても不思議ではありませんね。 夕食を食べて、しばらくしていると、だんだんといつもの満月が戻ってきました。 残念ながら、「天王星食」は見れず。 たまにはしっかりと夜空を見上げるのもいいですね。 実は、満月というのはかなり明るくて、普通に写真を撮ろうと思うと、こんな感じで写ります。 これは、欠け始めた月をうちの奥様が撮ったものですが、アンテナは真っ黒なのに、月は光って輪郭も定かではありません。 照明のない時代では、月あかりがいかに大切なものであったか分かります。 暦だって、月の周期をもとにした「陰暦」だったわけで、その月が突然欠け始めるとなると、それは恐れおののいたでしょうね。 なんてことを考えながら、皆既月食を鑑賞いたしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/11/09 07:48:30 AM
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