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カテゴリ:徒然なるままに
今日は6月30日。 今年も、もう半分終わりますね。 日本では、6月と12日の晦日に「大祓」の儀式があります。 6月の大祓は、「夏越の大祓(まごしのおおはらえ)」と言って、「茅の輪くぐり」が行われます。 最初の写真は、うちの近くの速谷神社という神社で行われている夏越の大祓の様子。 2013年に撮ったものなので、10年前ですが、おそらく今年も行われると思います。 今年の6月30日は平日なので、この儀式に直接参加することができない方も多かったと思いますが、おそらく、しばらくは神社に「茅の輪」が置いてあると思いますので、ぜひ、半年のお祓いをしてはいかがでしょうか? 「茅の輪くぐり」は、「蘇民将来」といいう神話に由来します。 武塔神が旅の途中に、裕福な巨旦将来に宿を借りようとしましたが、冷たく断られました。 おそらく、あまり立派な恰好はしてなかったのでしょう。 やむなく、貧しいその兄である蘇民将来に泊めてくれるよう頼んだところ、貧しいながらも快くもてなしてくれました。 武塔神は、自分が素戔嗚尊(スサノオノミコト)の化身であることをあかし、茅の輪を渡し、これを付けて置けば、疫病を逃れることができると告げ、去りました。 その後、疫病がまん延し、巨旦将来の一族は死に絶えましたが、蘇民将来の一族は疫病にかからず、長く繁栄したとのこと。 ということで、茅の輪をくぐって、「我 蘇民将来の子孫なり」と唱えると、疫病を避けることができる、ということになったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/06/30 05:28:38 PM
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