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カテゴリ:今日の一枚
本日は「京都」。 写真は、GW前半にあった「京都蚤の市」が終わった後、シェアサイクルで向かった「八坂の塔」です。 お店はほとんど閉っていましたが、外人さんがいっぱいでした。 京都が「都」となったのは、794年。 鳴くよ(794)うぐいす平安京。です。 あれから、明治維新後の明治2年(1869年)の東京遷都まで、1075年の長きにわたり、日本の「都」だったのですから、すごいです。 確かに、1192年の鎌倉幕府の成立によって完全な武家社会となり、政治の実権は京都から離れたわけですが、鎌倉時代も経済の中心は京都だったようです。 その後、室町時代には再び京都が政治と経済の中心地となり、応仁の乱で京都全域が壊滅的な被害を受けた後、復興させたのは町衆といわれる商工業者であったとか。 京都で「戦後」と言えば、「応仁の乱後」のことだという笑い話もあるくらいです。 戦国時代に入ると、「上洛」という言葉もあるように、京都に入って天皇の権威を背景に天下を統一する動きが出てきます。 政治の実権は失っていても、天皇の存在は不可侵の権威たったんですね。 江戸時代に入ると、その存在感は完全に薄れてしまうわけですが、実際には大阪と変わらないくらいの人口がいて、経済活動・文化活動の中心的な役割を果たしていたようです。 京都は江戸時代にも廃れることなく活気があり、発展していたということ。 単純に古いだけの都ではないのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/05/23 07:53:50 AM
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