|
テーマ:ニュース(100159)
カテゴリ:政治
11日に投開票された第22回参院選は12日未明、選挙区73、比例代表48の改選121議席が確定した。民主党は選挙区28、比例16の44議席で、改選54議席から大幅に後退した。国民新党は議席を得られず、与党系は非改選を含めて110議席と、過半数の122議席を大きく割り込んだ。一方、自民党は選挙区39、比例12の計51議席を得て、2001年以来9年ぶりに改選第1党となった。
初めて候補者を擁立したみんなの党は10議席に躍進。公明党は改選から2議席減らしての9議席。共産、社民両党とも1議席を失い、それぞれ3議席と2議席だった。たちあがれ日本と新党改革は比例で各1議席を獲得した。 焦点となった全国29の1人区で民主党は8議席にとどまり、自民党の21議席に大きく水をあけられた。12ある2人区はすべて同党と議席を分け合った。3人区の愛知と5人区の東京でそれぞれ2議席、残る四つの3人区では1議席を獲得。比例は前回07年の20議席から4減らした。 自民党は1人区での圧勝に加え、18ある改選数2~5の複数区すべてで1議席を確保した。比例は伸び悩み、前回を2議席下回った。 みんなの党は、東京、千葉、神奈川で計3議席を獲得し、比例では民主、自民に次ぐ7議席を得た。公明党は、候補者を立てた埼玉、東京、大阪で議席を維持したが、比例は前回に続き1議席減らし、6議席だった。 共産、社民両党は今回も選挙区では議席に手が届かず、比例のみにとどまった。改選5議席の新党改革、同1議席のたちあがれ日本は比例でそれぞれ1議席を獲得した。【時事通信ネット版から引用】 昨年8月の歴史的政権交代が色あせる結果となった今回の参議院選挙。そりゃそうですよね、政権発足直後からハトヤマが巨額の子ども手当をもらっていたり、オザワの不正経理疑惑、その他にもたくさんありすぎて失点ばかりの民主党に嫌気がさしてきたところに、イラ菅の消費税増税の発言でしょ。景気は回復局面になりつつある、なんていうけれど市民生活においてはそれを実感できるわけではなく、先行きは不透明な中において発言だし、昨夏の衆議院選挙においては消費税に関する議論については封印するようなことを発言していたわけですからね。 マスコミなどでは今回の民主党の敗因を「唐突な消費税増税発言」を上げていますが、消費税増税は民主党のみならず自民党も従来からの持論であるわけで、その自民党が議席を伸ばし、消費税増税反対の立場の連立与党の国民新党は議席を減らしているわけですから、決して消費税増税発言だけではないはずだと思います。 私はこのブログでも書きましたが、マニフェストに書かなかった重要な方針、すなわち「外国人参政権」「夫婦別姓」といった日本国民が望んでいない法案を通そうとしていることがネット住民を中心にバレてしまったことではないかと思うのです。おそらく、昨夏の勢いのまま、あるいはハトヤマとオザワに要職を辞任させて直ちに選挙に臨めば、マニフェストに書かれていなくても「あれは多くの約束事の例示である」なんていう暴論も通ったかもしれませんが、有権者の多くは賢明な選択をされたのだと思います。 でも残念だったのが、今回もタレント候補とよばれる「政治にさほど関心があるとは思えないヤツを擁立して、それに投票してしまう」という相変わらずの有権者もいたということ。TAWARAちゃんなんてその筆頭でしょ、コメント聞いていても何がしたいのかよくわかっていないみたいだし。しかもまだ、柔道でオリンピック目指すような感じだし。育児もしながら柔道して議員生活ですか。政治屋ってよっぽど楽な商売なんですね、育児は大変だと思うけど、柔道するために国会休むなら議員失格ですね。議員は「国の行く末を議論する」という大事な役割があるんですから、それができないならどっちかを辞めてもらうしかないですね。 その他のタレント候補も同じ、いい加減こんな選挙はやめてほしいですわ~ ところで、現職法務大臣が落選しましたね。この人、法務大臣でありながら死刑執行のためのサインを1人もしていなかったそうで、なぜならこの人は死刑反対論者だそうです・・・。自分の主義主張はいいとして、「法務大臣」という役職からいけばそれをやっていないということは職務の怠慢。落選したのは民主党への風辺りだけでなく、こういった職務の怠慢というところもあるのではないでしょうか。 それなのに、イラ菅はこの人を引き続き法務大臣の職に留まらさせるとのこと。ホンマ、イラ菅、アホちゃうか? 有権者がNO!って判断したんやで。引き続き留まらせるなら、職務を全うさせるということでね死刑もバンバンやってくれるんだろうな。かけがえのない肉親を亡くされた方にとっては、未だに執行されないことに対してどのように思っているのか分かっているのか?! まぁ、新たな連立を組もうにもなかなか難しくなった与党民主党、自業自得とはいえ有権者は非常に不満を持っているということがよくわかったんじゃないのかな。 それにしても、投票率低いね。文句言う以上はきちんと投票して意思表示しないと。それとも、もっと投票率上げるために「投票に行けば金券進呈」なんてやりますか。子ども手当の代わりに。その方が投票率上がるでしょうけど、「行って当たり前」の選挙にそんなことはできないわな~ ただ、入れたくない候補者の名前も書きたくないというのも理解できるので、白票でもいいからきちんと投票すること。すればちゃんとご褒美もあるよってね。 話を戻して、有権者の怒りを買った民主党の動きにまだまだ注視しなければなりませんね。これ以上アホなことをしないかどうか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[政治] カテゴリの最新記事
|