先日のブログで、中型限定解除にチャレンジしていることを載せましたが、規定の5時間の教習が完了しました。見極めの時間である5時間目は1時間目の時の教官でしたが、今までのおさらいを中心に運転していました。特に、方向転換と後方感覚、隘路の確実性を高めるためにそれらを中心に練習しました。その結果、まずまず思ったとおりにほぼできるようになりました。
そして校内修了検定の日、この日は私だけが中型限定解除を受検することになっていまして、事前にその日の試験コースを配布されてコースを覚えました。
まず、外周を走行して、踏切発進と坂道発進、路端停止を行って、S字走行、隘路、クランク、方向転換、後方感覚と続きます。隘路は左折からの進入、方向転換は右バックで後方感覚は左バックという感じですが、隘路の左折からの進入は運転席から遠い位置にある左後輪を隘路の左側のラインの角に合わせるように曲がるのですが、これがなかなか難しいのです。う~ん、試練だなぁって思いました。
さて、いよいよ検定の順番がやってきました。担当教官は4時間目の時の教官で、温厚な方なのでちょっとホッとしました。運行前確認(って懐かしいでしょ)をして、乗り込むときにも後方確認をして乗車、シートの位置とミラーを合わせてシートベルとして、クラッチを踏んでギアをニュートラルにしてエンジン始動。後方確認を目視とミラーで確認して発進、いきなり直線道路で速度を30km/hにしなければならなかったので、すばやくシフトチェンジして4速まで入れて(トラックやバスは2速発進)問題なく30km/hに。
その後ブレーキを踏みながら速度を落としてシフトダウンして踏切へ。窓を開けて状況を確認して発進、坂道で停車して1速に入れてサイドブレーキを引いて半クラッチで再発進。坂を下って路端停車。路側線の30cm以内に車を寄せて、規定の位置で停車。
それからS字へ。これとクランクは後輪の外側のタイヤが敷石を踏まないように気をつけて難なく通過。いよいよ難関の一つの隘路へ。実はYou Tubeで他の方がアップしていた隘路の教習風景を何度も見て、それを元にイメージしていたので先日の練習から少しだけイメージに沿うようになっていました。そして実際の検定では、緊張したのかギアが2速入らずちょっとあせりましたが、トラック自体は幅3mの間隔に収まりました。
その後クランクを経て、最後の難関の方向転換と後方間隔へ。方向転換は普通にバックするだけなのでさほど難しくはないのですが、後方間隔は一旦トラックを方向転換のエリアから外に出して、再びバックして後方50cm以内に停めるというもの。これもさんざん練習したし、自信はあったので大丈夫とは思っていました。実際にもきちんと50cm以内に収まっていたようです。
最後はトラックを出発地点に戻すのですが、きちんと路側線30cm以内&停止線とバンパーを合わせて停止させ、エンジンを切ってシフトをバックギアに入れて完了。結果はしばし後ということになりました。
自分でやるべきことはやったし大きなミスもなかったし、大丈夫だと思っていましたが、待っている間はとても不安でした。気になっていたのは隘路でのもたつき。それと後方間隔50cm以内に本当に入っていたのか・・・。
「あけやんさん」
と担当教官に呼ばれていくと、「よくできていましたね、合格です」とのことでした。ただ、「車を発進させる時に、もう少し後方確認をしっかりしないと、オーバーハング(トラックやバスは後輪から車体後部までが長いために、曲がる時に思いのほか車体が振れる)で人や物にぶつけてしまうから」と注意事項もいただきました。
それにしても、わずか5時間の乗車でしたが、何とか短時間で必要事項を学んで頭にイメージで叩き込んで運転技術を身につけることができたのはよかったかな、って思っています。(事前の説明では、中型限定解除は確認するポイントが多いからなかなか厳しいとのことでした)
この後の予定としては、免許に裏書をしてもらうだけなのですが、私は5年に一回の免許の書き換え時期なのでそれにあわせてもらうことにします。