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テーマ:鉄道(23251)
カテゴリ:しまい込んでいた写真シリーズ
今から2年前の9月に和歌山県の交通遊園へ行ったときに南海電鉄軌道線(現在の阪堺電気軌道)のモ205形が保存されているのをみました。
これがそのモ205形です。1937~1947年にそれまでの車両を種車として改造されたもので、この車両は車番は消えてしまっていますが、モ217だった車両だそうです。 全長11mほどの小さな車両で車体前後に扉を持つ車両です。私が子どものころは堺市内でよく見かけましたが、晩年は1980年に廃止となった平野線でよく活躍していたとか。 室内は、木造で板張りがこの当時の車両の特徴でしたよね。座席は木ではなかったように思うのですけどね・・・。 マスコンはビア樽のような形になっていますが、この当時の車両では割とこのような車両が多かったようで・・・。 前後扉付近は、このように運転席と扉が近すぎて扱いにくかったかも、今でいうICカードや自動精算機は置けませんからね。 古い南海電鉄のマークも残されていました。 どういった経緯でここに運ばれてきたのかはわかりませんが、古き良き南海軌道線の車両ですから、いつまでも残してほしいなぁと思いました。 この場所は、わかやま電鉄貴志川線の交通センター前駅下車すぐにあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月28日 23時37分07秒
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