自身のクルマが突然故障したり、車検などで一時的に手放す場合にはディーラーなどで代車を借りることができます。販売店によって無料サービスで貸してくれるところや、レンタカーのように有料で借りられるケースなど場所によって異なります。そうした出来事のひとコマについて、SNSでの投稿が話題となっています。
「代車のガソリンを当然のようにすっからかんで返してくるお客様達がいるなか、ガソリン満タンで返してくれたお客様達にお礼を言うと『お借りしたので当然です』とか『親からそう教わっているので』とか返事きて、やっぱり育ちの良さってあるんだなとしみじみ感じる」【くるまのニュースから引用】
車検の時などに代車を借りますが、借りるときに「燃料は満タンにして」ということは言われているはずなんですよね。言われなくても満タンにして返すのが当然だと思っているのですが、世の中にはそのように考えない人もいるんですね。満タンにして返さない人にとっては、「車検や点検に持って行ってやっているんだから、代車の燃料代は当然サービスだろ?」と言いたいんでしょうね。そんな非常識な客はお断りしてやればいいんですけどね。店側も選ぶ権利があってしかるべきだと思いますが。
さて、代車として貸し出される車って、大概はほぼ同じようなクラスの車もしくはそれより小さな車ということが多いように思うのですが、いかがでしょうか? 私の場合も最近は軽自動車が多いのですが、一度だけエクリプス・クロスを借りたときはちょっとうれしかったかな。AT車だから運転する楽しみは割り引かれるけど、めったに乗ることがないクラスの車だからね。
ディーラーなどもグレードの高い車を貸し出すときは、もしかしたら「そろそろ買い替えも検討してね」ということを含めているのかもしれませんね。
ところで、私は今のデリカSWを含めて4台の車を乗り継ぎまして、このうち2台めの三菱ギャランと3台めの三菱デリカスターワゴン(事故廃車)は代車を借りたことがないのですが、1台めのトヨタカリーナクーペと今のデリカSWは車検の都度、あるいは修理の都度代車を借りています。もちろん、燃料は満タンで返していますよ。それらの代車で借りた車を思い出してみました。
(1)トヨタ カローラバン
中古で購入したカリーナの車検をオートバックスで通した時に借りました。FR最後のカローラ(70系)で、このバンは今でいうところのトヨタプロボックス並みによく見かけました。幅広のタイヤに小口径のハンドル、しかもパワステ無しだったので取り回しはしんどかったかな・・・。
(2)三菱 ミラージュセダン
今のデリカSWを車検に通すために、当時尼崎市にあった三菱のディーラーで借りたものでした。ミラージュとしては4代目に当たるモデルで、その車はかなり使い込んだ車でしたが、それでも意外としっかりとしていました。
(3)三菱 デリカバン
同じく尼崎市の三菱のディーラーで借りたもので、私のデリカSWとほぼ同じバンなので何の違和感もなく乗ることができました。ちなみに、このデリカバンは車検の2回連続して借りていまして、ディーラーも「こんなボロボロでいいんですか?」って逆に言われるくらい傷だらけの車でしたが、全く気になりませんでした。さすがに、3回目の時はありませんでしたが。
(4)三菱 ミニキャブバン
今もお世話になっている西宮市の三菱のディーラーで借りたもので、先のデリカバンと一緒でバンタイプの車が好きな私にとってはありがたかったですね。
このほかにも、三菱ミニカとかekワゴン、ランサー、デリカD:2などを借りたのを覚えていますが、この3台はなぜか今でも印象に残っています。
話を戻して、代車は普段の自分の車と違ってなんだかちょっとしたわくわく感があるんですけど、車検上がりに自分の車に戻ると、「やっぱりこっちだよな」と当たり前のことを毎回思っています。
ここ最近は、車検以外に車の故障などで代車を借りることが多くなっていますが、あまり代車生活にならないようになればいいなって思っています。