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テーマ:鉄道(21852)
カテゴリ:鉄道
国鉄が分割民営化されて35年、その「国鉄」という言葉さえ聞かれることは少なくなりましたよね。今ではJRになって、国鉄当時の面影が薄れてきています。車両も国鉄当時の車両が減ってきているのは目にするからよくわかるのですが、設備とかはあっという間に、気が付いたらなくなっていた、なんていうことがよくあります。
このような駅名標なんて、簡単に取り換えられてしまうことが多いですね。 これは、大阪環状線寺田町駅のものですが、国鉄当時はこんな感じで手書き風でその文字も特徴があったものでしたね。しかも、その場所の所在地もわかるものになっていました。 この駅名標は、いつ頃のものかは定かではないそうですが、この説明板によるとこの駅名標自体は1932年(昭和7年)にこの駅が開業した時のものではないかと。うっすらと右から左に文字が書かれていた跡があるそうで、終戦後まもなく左から右へ文字が書かれるように改修されたのではないかとのことです。 ちなみに、この駅名標は2015年(平成27年)の駅改良工事の際に偶然見つけられたそうです。こんな大きなものが偶然って思うかもしれませんが、確かこの駅名標の上を覆うようにボードが張られていたのではなかったかなぁってね。それがあったからこそ、だれにも気づかれなかったのかも。 こういうものを他に持って行って保存するのではなく、ここで保存するからいいんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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