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以前、メタモルフォーゼスという石英をご紹介しました。
見た目は半透明のミルキー・クォーツで、ガンマ線を照射し、300度くらいに熱すると、 グリーンゴールド色に変色するという不思議な石英です。 (塊状で産出するので、水晶ではなく石英と呼びます) グリーンゴールドになったものを「オーロベルディ」と言います。 時々変身前のメタモルフォーゼスは見かけるのですが、 最近さっぱりオーロベルディを見かけない……と思っていたら、 その原因がわかりました。 宝飾品用として、ドイツなどに流れ込んでいるらしいです。 このところ、ダイヤやサファイヤなど、貴石のアクセサリーだけでなく、 水晶などの準貴石を使って、 デザインでアピールするアクセサリーが多くなり、需要が増えているのだそうです。 なるほど、オーロベルディは石英ですから硬度は7で、 柔らかすぎて傷が付くこともありません。 黄色い石は案外少なく、その点でも石英であるオーロベルディは優秀です。 さらに、アメシストを加熱したこってり鮮やかなシトリンと違って、 微妙に緑がかった色合いはけっこうおしゃれ。 うーん、ちょっと見てみたいかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/09/10 10:34:55 AM
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