「全盲」だからと飼い主から捨てられた子猫。



違います…目は見えています。

保健所の獣医師さんは、脳に障害があるのでは？との事でした。

歩き方も足取りが普通ではありません。目が寄り目です。

距離感が掴めないようで、猫じゃらしを振っても、

空を切る事しかできません。

携帯から閲覧できませんが…その様子のムービーです。↓

距離感が掴めないため、娘の手を取る事ができません。



レスキュー後、直ぐに病院にと思ったのですが、

恥ずかしながら…お札が一枚も入ってない事に気付きました(^^ゞ

明日、午前中病院に連れて行きます。

顔もしぐさも…本当にかわいらしい仔です。

三ヶ月一緒に暮らし、成長をみてきてたはずなのに…

障害があるからと、なぜ簡単に保健所に持ち込むのか…



怒り？いいえ…悲しいです。同じ人間として…申し訳ないです。





管理所にも行ってきました。

この子達は、保護期限は切れている子達です。

皆さんが、このブログを開くころには…

もう一度生きるチャンスを掴めたか…

虹の橋を渡った後か…

「生死」が決まっている事と思います。



明日の朝、全てが決まってしまうこの仔達の写真を載せても、

どうにもならないかもしれません…



ですが…

もう一度チャンスを掴めた仔には、次こそ幸せになれるように、

エールを送ってあげてください…。

そして…この子達が生きていた事を忘れないでください…。



猫一匹の病院すら…このように崖っぷちにいる現状。

今日どうなるか…明日はどうなるか…本当に分かりません。

新天地への移転すら、作業に行く時間が取れず、

なかなか進まない現状。

今は本当に厳しい状況に立たされているので、

レスキューは自粛するしかないと…そう思っていたのに…





重い気持ちで管理所の犬舎から出ようとしたとき…

この仔のお腹に、ふと目が止まりました。



新しい命が宿っているのかもしれません。

とても健気な目で、私達を見かえしてきました。

もし…お腹に「いのち」があるのだとしたら…



この仔だけではなく、すでに産まれようとしている「いのち」すら、

私達人間が奪ってしまうという現実…。あまりに残酷です。

明日、緊急レスキューする事を決意しました。

昨日のケガ猫ちゃんの「死」をあんなに悲しんだ翌日…それなのに…

淡々と頭を次に切り替えている私が居ます。

「ごめん・・・忘れたいわけではないんだよ。
　
　忘れているわけではないんだよ」

言い訳している自分にも…どこか違和感があります。

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