明日、3日午前中に「判定」を受ける子達です。



この仔は老犬です。

メス。推定15才位。推定10キロ位。



目はほとんど見えていないので、

急に触るとビクッとしたりはありますが、

とても穏やかなおばあちゃん犬です。

赤い首輪とリードを着けていました。





この仔も老犬です。

オス。推定10才以上。推定18キロ位。



痩せているので、推定18キロだと思いますが、

大き目の中型犬です。

人慣れしていますし、犬に対しても攻撃性はないようにみえました。

他の犬に「こっちおいでよ！」と、

ちょっかい出そうとして怒られたりしてましたが、

怒り返す事はありませんでした。

身体は大きいけど、しぐさの愛らしいおじぃちゃん犬です。

老犬の放浪、迷子、飼育放棄・・・年々増えています。

どんな環境の中、どんな扱いの中、

老犬達は年を重ねてきたのか分かりませんが、

今まで老犬達を看取ってきて思います。

最期の時は、いつも自分達で決めているんだな…という事を。

老犬達だけではなく、「邪魔だから」と、

私達人間が犬猫達の最期を決めるのは、

不自然すぎて気持ち悪い・・・。

決めなきゃいけない今現状を、変えなくては…と、

管理所で老犬達を見ると、強く感じます。

メス。推定年齢2才位　推定8キロ位

人慣れしている小柄で可愛い仔です。

毛ヅヤも良いので、この仔は判定に落ちる事は

ないだろうなと思いましたが・・・

大事に飼われていた仔だとは思います。

きっと飼主さんは探していると思うのですが…

ビーグル。　オス。　推定年齢未確認。　推定12キロ位

この仔は、首にノミ取り首輪とハーネスが着いていました。

きっと迷子になっただけだとは思うのですが…

多少の吠えはありますが、檻の中と外とはまた変わる事もあります。

メス、推定年齢5才以上。推定20キロ位　

この仔は、正直吠えます。

無駄吠えではなく、「訴え」からの吠えです。

猟犬だったのかどうかは分かりませんが、

この仔が求めているのは「人間」です。

犬舎の中に入ると、この仔の大きな声が響きます。

この仔の檻の前に立ち、この仔と話したいと思うと、

ジッと目を見てきます。

その「目」は、心に突き刺さるような・・・

心の中を見透かされてるような・・・

不思議な感覚がします。

上手く言えませんが…人間と同じような目をします。

手を必死に伸ばしてくる…

その手には、色んな意味が込めていました…。

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