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カテゴリ:ゆっくりサイクリング
田舎らしさ探しのサイクリングで、昔のお医者様の家を2軒見つけた。 一軒目は、我が家の家の近くにあり、其処に医者様が居たことは知っている。 門が赤い色で塗られている家で、先代までが医者をしていた。 くぐり戸には鍵がかけられていて中には入れない様子。 チョット調べてみると、600年前から医業を営んでいる家との事。(吉岡村誌) 門の後方にある建物にベッドなどがあり、入院患者も受け入れていたそうで、親戚の従兄弟が 虫垂炎で入院していたり、妻も額の傷を縫ってもらったとの事。2件とも50年前の話だ。 看板には、「野田 原澤醫院」とあり、ここの土地は、安土桃山時代から野田村と言われ ていた。 サイクリングも終盤になった頃、農家の建物に似ているが少し変わっている家があった。 以前にこの地区でお医者を営んでいる家が有ると言うのを聞いたことがあった。 右側の門柱には「明治 南雲醫院」とある。 「明治」とは、昭和30年に駒寄村と明治村が合併して吉岡村になる前の明治村をさす。 門の中にチョットお邪魔して、家の写真を撮らせてもらった。 ここも今は医院をしていない。「ぎゃらりー 陽」の看板があった。 最近は、吉岡町にはお医者さんが増えて内科、外科、整形外科、歯科、精神科、接骨医院など 10軒以上の病院や、医院がある。 妻が医者で額を縫ってもらった50年前は、2軒しか医院が無かったらしい。 田舎らしさは、それぞれの看板が「野田」「明治」とも左から読む事にらしさがある。 現代風に読むと「田野」であり「治明」になってしまうのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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