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カテゴリ:ゆっくりサイクリング
田舎らしさを探すサイクリング、衝撃的な物に出会いました。 広い田んぼは刈り取ったままです、私の田んぼは大麦を蒔いてあり緑がありますが、この辺は 麦を作っていません。 農家の裏には、大きなケヤキの木があります。 まだまだこの当たりには手入れが行き届いた農家の家がたくさん有ります。 養蚕が盛んだったために、屋根の上に空気を逃がような小さい屋根が付いた建物が多いです。 上州の空っ風を防ぐ役目をする、樫ぐねや杉の防風林が残っている農家もあります。 田舎らしい風景と思いますが、この町にも高崎-渋川間のバイパス道路が建設中です。 道の無いところに新しい道を作り、地面の起伏が無くなりコンクリートの肌が一杯です。 そしてすでに使われなくなった2階建ての農家、ガラスが割れ庭は木々の落ち葉で一杯です。 昔は沢山お蚕を育て繭を出荷していたのであるが、白壁に空しさが漂っている。 そして、衝撃が走った光景です。 2本の大きなツメがまさに大黒柱を狙っているのです。 100年以上は、ここの住人と苦楽を共にしてきた柱や引き戸に階段。 おじいちゃん、ばあちゃんの思い出を孫達が語りついで来た家が壊されるのです。 煤で真っ黒になった柱や戸は何にもいわないが、こうして田舎が少しずつ目に触れない ようにして消えていくさまを見たサイクリングだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.12.25 19:48:24
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