新宿散策日記・JR新宿駅周辺の魅力を発見(その1):新宿駅~新宿駅東西自由通路~歌舞伎町へ
この日は9月30日(土)、卒業した会社の元同僚達が集まり、13:30から新宿駅近くで行われる昼飲み会に参加。久しぶりの新宿であるので、2時間ほど前に新宿駅に到着し、JR新宿駅周辺の散策開始。まずは小田急線の西口を出ると正面に見えたのが、「モード学園コクーンタワー」。地上高: 192 m 高層ビル階数: 50階開業: 2008年10月建築家: 丹下憲孝"学生がプロとして羽ばたいていく"ことをイメージして「繭=コクーン(COCOON)」をモチーフにしているとのこと。またコクーンタワーの横には、繭玉をイメージした球形の低層部があり、ふたつのホールが入っていると。コクーンホールA・Bと呼ばれている。こちらでは、講義だけでなく、ファッションショーや試写会、企業の製品発表会などが行えるようになっているとのこと。新宿区西新宿1丁目7−3。そして新宿駅東口に向かって進むが、新宿駅は現在、大規模再開発工事の真っ最中。新宿駅周辺エリアでは、今後2046年頃迄を目途に、JR新宿駅の東西に渡る周辺地区を中心とした大規模再開発が予定されているのだ。一日約350万人の乗降客数を誇る「世界一のターミナル」JR新宿駅。駅をを中心とした「グランドターミナル構想」に基づき、東西に260m級の超高層ビルとJR駅上空広場など、オフィスビルや商業複合施設・広場や通路などの建設が進む予定。まずは、2022年着工、2029年迄の工事が計画されている(仮称)新宿駅西口再開発事業。既存の新宿地下鉄ビルデイング・小田急百貨店新宿店(モザイク通り、新宿ミロード含む)が地上48階・地下5階・最高高さ約260mの超高層ビルに建替えられる予定とのこと。新宿駅周辺で計画されている再開発の完成予想図。現地看板を撮影した。左の「新宿駅西口地区開発計画」(地上48階、高さ259m)は2029年度、右側の「(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 南街区」(地上37階、高さ225m)は2028年度、中央の「(仮称)新宿駅西南口地区開発事業 北街区」(地上19階、高さ110m)は2040年代に完成する予定となっていると。この中で左側の「新宿駅西口地区開発計画」では既存建物の解体工事が始まっており、現地には建築計画のお知らせも設置されていた。「新宿駅西口地区開発計画」は「小田急百貨店新宿店本館」跡地の再開発で、規模は地上48階、地下5階、高さ259m、敷地面積約1万5718.98㎡、建築面積1万5700㎡、延床面積27万8900㎡、建築主は小田急電鉄、東京地下鉄(共同事業者候補に東急不動産)、設計者は日本設計・大成建設設計共同体で2023年10月上旬着工、2030年3月下旬竣工予定となっているとのこと。そして新宿駅東口を目指して、新宿駅東西自由通路を歩く。JR東日本は2021年5月10日、新宿駅東西自由通路に設置されたデジタルサイネージ「新宿ウォール456」の稼働を開始をしたと。同ビジョンは、空間演出型媒体とするのを目的として2020年12月に設置された大型サイネージ。加えて25面に及ぶ柱面サイネージ「J・ADビジョン新宿駅東西自由通路」や、天井面への間接照明、16カ所の音響装置を組み合わせた演出により、空間全体で一体感のある表現が可能だ。サイズは、国内最長となるW45.6×H1.7m。環境演出には、カナダ・モントリオールに本社を構え、世界各国で400以上のプロジェクトを展開するMoment Factory社を起用。現在「新宿カラーバス(色彩に包まれる)」を空間のコンセプトにし、光や音、映像を連動させたさまざまな情報発信をしているというJR東日本。通常の広告はもちろん、各種イベントや地域観光名所のニュース、災害情報、新宿をモチーフにしたアートなどを発信しているのだと。デジタルサイネージ「新宿ウォール456」に近づいて。456はデジタルサイネージの長さが45.6mから。デジタルサイネージとは、駅や店舗、施設、オフィスなどに、ディスプレイやプロジェクターなどの映像表示装置を設置して情報を発信するシステムです。また、近年では、単にサイネージと言ってデジタルサイネージのことを指す場面も増えてきた。駅や店舗での情報発信といえば、従来は紙のポスターや看板が一般的でしたが、デジタルサイネージは電子看板とも呼ばれるように、デジタル映像機器を用いることで、より多くの情報を、手軽に、タイムリーに発信できることから、近年大きな注目を集めているとのこと。「新宿ウォール456」のある場所はここ。■J・AD ビジョン新宿駅東西自由通路サイズ:70インチ面数:25面仕様:フルハイビジョン規格液晶モニター特徴:時間別、曜日別、面別にコンテンツの変更が可能放映形式:広告枠3分ロール放映、30分に1回環境演出放映■新宿ウォール456サイズ:W45.6×H1.7m仕様:COB(Chip On Board)タイプ LED ディスプレイ(ドットピッチ:1.58㎜)特徴:①衝撃に強く傷つきにくい ②高精細 ③高い安定性 ④メンテナンスが容易放映形式:広告枠3分ロール放映、30分に1回環境演出放映音声:出力可能(同空間に新設する「J・AD ビジョン新宿駅東西自由通路」と同時購入の 場合のみ)セット内容:新宿ウォール456/J・ADビジョン新宿駅東西自由通路/J・ADビジョン新宿駅西改札販売単位:1週間販売枠数:1社ジャック※30分に1回6分間、環境演出映像が流れます。広告料金:15,000,000円音声出力:ありこの時は日本の紅葉を映し出していた。振り返って。そしてJR新宿駅東口に出る。「ルミネエスト(LUMINE EST)新宿」を振り返る。そして今話題になっている、「巨大猫」3D動画が世界に拡散された『クロス新宿ビジョン』。先端の表現手法を駆使する新ビジョンが、2021年7月12日(月)より本放映をスタート。当ビジョンは、150㎡超級(H8.16m×W18.96m=154.71㎡)で唯一の4K相当対応の大型街頭ビジョン。新宿駅東口のスクランブル交差点に面していることに加えて、ビジョンが低層建物の屋上に設置されているため、信号待ちや待ち合わせの人々にとって、美しい映像を長時間視聴することができる環境にあるのだ。3D動画は、L字や湾曲など、放映される面が2面あることで、より奥行き感を感じることができた。その一方、3D動画は視聴角度が限られるため、現地視聴者はある程度特定の位置に集まらなくてはならないとのこと。クロス新宿ビジョンは、湾曲形状をしており、かつ、3Dに見える視聴位置に新宿駅東口広場があるため、3D動画に最適な形状・立地を兼ね備え、より広く、より多くの視聴者数を得ることが可能なビジョンとなっているのだと。「巨大猫の3D動画」👈リンク。途中、漫才コンビ「かまいたち」👈リンク の姿も。「宇宙基地」も飛び出して。仰向けに。「新宿東口の猫交番」映像も。すやすやと。「ねこ検定」案内ポスター。「ねこ検定」は、ねこ検定実行委員会が実施しているネコに関する検定試験。ネコへの理解を深めることで人とネコとの生活がより豊かになることを目的として2017年3月26日に第1回目の試験が実施された。以降、年約1回試験が実施されている。2020年の第4回試験までの受験者数は約10,000人とウィキペディアより。そして「歌舞伎町」交差点に向かって進む。前方に「歌舞伎町」交差点。「歌舞伎町」交差点。「歌舞伎町」交差点を渡る。「新宿通り」の「新宿3丁目」方向を見る。前方に「TOHOシネマズ 新宿」が見えた。右手の「すしまみれ」の看板には「魚偏の漢字」👈リンク が。これでもかと。しかしよく見ると同じ漢字が。2008年に閉館した新宿歌舞伎町のランドマーク、新宿コマ劇場の跡地に、去る2015年4月17日、ホテルとシネマコンプレックスを核テナントとした複合施設「新宿東宝ビル」がオープン。新たに建設されたビルは地上30階・地下1階建て、延べ床面積54,735㎡。9階〜30階が超高層ホテル「ホテルグレイスリー新宿」(970室)、3階〜6階がシネマコンプレックス「TOHOシネマズ新宿」、2階がアミューズメント、1階が飲食・物販店舗というフロア構成。そしてこの「新宿東宝ビル」の東側路地を中心とした周辺地域がいわゆる「トー横界隈」と呼ばれている場所。そして、そこに集まっている若者たちのことを「トー横キッズ」と呼んでいるのだ。「トー横」は新宿東宝ビルの横を省略したもので、東急東横線、東横イン等『東横』と称する他の事物とは無関係。ゴジラヘッドが特徴的な新宿東宝ビルが完成した後2018年頃から、この周辺に自撮りを行う若者たちがたむろし、周辺の居酒屋や風俗店の店員や、風俗嬢・キャバクラ嬢らが彼らを「トー横キッズ」と呼び始めた。2021年頃に界隈を狙った犯罪行為や援助交際、誹謗中傷が度々行われたことから一躍注目を浴びることになり、テレビで取り上げられている場所なのである。 地上からの高さがゴジラの身長(約50m)と同じ8階の屋外テラスには、ほぼ原寸大のオブジェ「ゴジラヘッド」の姿が。夜にはライトアップされ、ある時刻になるとゴジラの目と口、背びれが光り、鳴き声を発する作りになっているとのこと。ズームして。ゴジラはビルから頭を突き出しているような姿。「TOHOシネマズ新宿」は都内最大級の映画館。12のスクリーン数と2323席の総座席数は新宿最大。4D映画専用スクリーン(スクリーン2)や約500席規模の大型スクリーン(スクリーン9)などを有する。「歌舞伎町一番街」正面に「ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町」。「歌舞伎町一番街通り」に向かって進む。「歌舞伎町一番街通り」。大空襲で焼け野原となった歌舞伎町は、戦災復興土地区画整理によって瓦礫の上に新しい都市空間を計画し「歌舞伎の演舞場を建設し、これを中核として芸能施設を集め、新東京の最も健全な家庭センターを建設する」ことをコンセプトに『歌舞伎町』と命名されました。一番街地区においては昭和26年の東京スケートリンク(のちの<新宿東急文化館>)開館以降、貸スケート靴の店が増え、若者が集まるようになったことから喫茶店や食べ物屋が増えていきました。このことが、歌舞伎町が若者のまちとして発展していく起源となります。近年では、昭和44年から設置されている独特なデザインと赤い光が特徴の入口アーチの改修工事が行われ、新しくなった歌舞伎町のシンボルとしてまちの賑やかさを演出しています。昭和20年、鈴木喜兵衛氏の戦後復興のまちづくりから始まった歌舞伎町は、日本を代表する繁華街として多くの人々に親しまれてきました。その一方で昭和50年以降にみられるようになった性風俗店の増加や、反社会的勢力の進出などが、歌舞伎町にマイナスなイメージを与えた時期がありました。平成14年、このような状況を憂慮した歌舞伎町商店街振興組合が「歌舞伎町を楽しく、安全で安心できるまちにするための宣言」を行い、以降、歌舞伎町では様々な取り組みが進められてきました。平成19年3月には「歌舞伎町まちづくり誘導方針」が策定(平成21年11月一部改訂)され、「エンターテイメントシティ歌舞伎町」がまちづくりビジョンとして示されました。また、かつて歌舞伎町の象徴的存在だった「コマ劇場」は、平成27年に「新宿東宝ビル」として生まれ変わり、翌年にはシネシティ広場やセントラルロードの整備、歌舞伎町シネシティ広場周辺地区地区計画の決定が行われました。今後は新宿東急ミラノ座跡地等開発が行われる予定であり、歌舞伎町を取り巻く環境は更に変化を続けていくと考えられます。また、平成28年6月に歌舞伎町一丁目平和会地区まちづくり指針が策定されたことで、平成30年2月に東宝ビル東側通りの道路整備が竣工されました。歌舞伎町一丁目一番街地区では平和会地区に続くまちづくり指針策定に向けて、歌舞伎町のメインストリートとしての更なる発展と、安全・安心なまちづくり等を目指し、土地や建物の権利者、営業をされている店舗をはじめとする当地区の関係者同士が課題を共有し、主体的に改善策を実践していく必要があります と。「歌舞伎町一番街」は、「新宿区歌舞伎町一丁目」の「劇場通り」にある歓楽街。南西端は「靖国通り」と交差する地点で、北東端は「新宿区 特別区道第 21-330 号線」と交差する地点。入口に「歌舞伎町一番街」と掲示されたアーチが設置されていたのであった(裏側から)。入口にあった「ようこそ歌舞伎町」案内地図。「歌舞伎町一番街」前の横断歩道から新宿西口の高層ビルを見る。そして「東京都道302号・靖国通り」の「新宿大ガード」に向かって進む。 ・・・つづく・・・iPhone 15 512GB simフリー 端末本体のみ (楽天モバイル回線なし) 新品