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テーマ:エコライフの工夫♪(808)
カテゴリ:DIY・ハウジング
そもそも、ドラムスコの冬休みの課題として始まった「風力発電。」 きっかけは毎夜々々・部屋の電気を点けぱ放しにする悪い習性を改め る意味もあり、「ならば24Hタイマー」でとも思ったが、コレは蛙 の飼育ですっかり扱い方をマスターしている事だし、結局"電気"自体 の有り難み&その仕組みを理解させる意味で始めた事柄。 理屈そのものは簡単なのだが、そもそもの機械自体の最も原則的なル ール。「動くパーツ」の耐久性と信頼性に関しての考え方が非常に甘 かったのは反省している。 こういう意味で言えば、太陽光発電の方が如何に発電効率が十数パー セントとはいえ、かなり手間とコストの部分では気軽に違いないと悟 った。 --------- --------- まず肝心のブレード(風力発電ではプロペラの部分。)は運良く半ば セミプロの方からFRP製のモノを入手できた。(時価4千円程。) オマケに近所の自転車屋さんから、これまた適当な発電に評判の良い ハブダイナモ(公称値6V-2.4W)を千円ポッキリで入手できたの で・・・すっかり気を良くしたのが運の流れ・・・ 因みに、世間でも早稲田大学&自治体が茨城県つくば市の商業用風力 発電設備に巨額の投資をして実際は機能しない問題で訴訟があったば かり。 特にこの国の地理的特性として海沿いの海岸線もしくは山岳の頂上付 近でも無い限り、風力発電の機能を十二分に発揮できる風量が確保で きないのが現状。 以外にも風はあるように思えるが、それはそれこそ高度数百~千メー トルとかの世界であって、街中での風速なんてたかが知れているもの らしい。 (悪天候時の「例:台風」なんかは年間多くても10回程度だし、こん な時は逆に風力発電装置は非常停止の状態が多いと思われる。) 必要なのは平均して5M程度の連続的な風であって、突風や瞬間的な風 ではないのだなぁ。 色々な先人達のサイトを伺ってみても、専門的な書物をみてもなかなか 実用性には乏しい結果が出ている。 つまりは、だ。 日中・夜間を問わずに平均的に必要な風がなびけばOKの立地を見つけ ることが最大の課題なんだよね。 こういう事に気がついた時には既に時遅し。しっかり製作に入ってしまっ ている。 でも、動く部分の多いせいか工作する意味では奥深く・それで居て中々 面白いものだと思う。 ---------- ---------- ここで、一応カタチになり今週末にでも上げるつもりなので一応、報告を兼 ねてまとめて記述しておく。 風力のエネルギーそのものは、その受ける面積に2乗し、その風速の3乗 で比例する。 つまりは、もし直径90cmのブレードなら、その半分の45cmのモノの2乗。 まして風速2M→4Mになれば、その力は8倍にもあるという事。 よって、風速10Mにもなれば十分な力を発揮できるのだ。 こうした計算を基に、商業用風力発電はスタートするのだが、生憎全国区で の陸地・平野部では平均3M代の風力しかない。よって冒頭に記述したよう なつくば市の問題が発生したのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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