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カテゴリ:家族の奮闘記(勉学・スポーツ等)
前日から寒波来襲でめちゃ寒っ。この調子では当日ウェア着込んでのランか??とも考えつつ。 朝5時に起床。例の如く餅たんまり食べて、出すもん出して、飲むもん飲んで、準備万端。 ちゃりちゃりで、近郊駅で勤め先の上役との待ち合わせ。当然この時間で駅に来る中には青梅メンバー(昨年の完走賞ストラップなんかが見えたりして)がちらほらと見え隠れしています。(こういう時お互いに目が合うと何故かにやける。) 大体、こういう日は外見はカジュアルでも、シューズがランレース用だったりして、そのチグハグ度合いが妙な緊張感を醸し出しているんですね。 そのまま私のチーム?(今回は5人エントリー・うち1名欠場)が集まって電車に乗車。完全に車内はレースモード一色になって否応無しに気分も高まっていきます。(コレは東京マラソンの場合、もっとすごい。) 今回の規模でメイン30Kで15000人。10Kで5000人なので先月の千葉マリンマラソンと同程度だけど、集まる場所が場所だけに街はもうパニックに近い状態。 更衣室の体育館は満杯。 通常ならクレームがあって当然の場面だが、そこはやはり伝統格式の高い青梅だけあって、街全体がウエルカム状態。出走まで時間があるので出店ブースなんぞで軽食なんぞ頬張り(通常のレースでは有り得ませんが、青梅の場合朝食済ませても出走が11:30と時間があるので調整します。)大会イベントを楽しみます。 そうこう楽しんでいるうちに、前座の10Kレースが出走。パワーレースは若い子の持ち前でバッシバッシ飛ばしております。 とてもじゃないですが、キロ4分切りの10Kなんか今やったら、絶対そのまま病院行きですね。あの軽いフットワークが羨ましいです。 このレース展開中に、最終的なトイレとか済ませいよいよスターティングブロックに並びます。各自のレベルが異なるので当然スタート位置も違います。特に(競技性の強い)スポーツは常に孤独ですね。ここで同行していたお仲間ともお別れです。 スタート直前のイベントも終了し、号砲が鳴り響きます。ここで時計のタイムウォッチを切りますが、中々進まない。(そりゃ当然です。皆スペシャルスターターのお顔を拝み、手を振る沿道の応援に応えているので進みません。) 結局・中間6千番台でロスタイム4分41秒。 まあまあのスタートになりました。 激・混雑の集団を交わしながら徐々に突き進みます。こうなると味方は応援の人だけで、時に声を掛け合い・話もしますが、他の走者は皆ライバルです。 一番最初に息が上がってきつく感じる1~2Kmを超え、呼吸が整ってくる3Km過ぎに気になるのが最初の5Kmのラップタイム。 混雑もあることから、目標はキロ6分をキープ出来てれば良い。と考えながらも、廻りの声援&ハイタッチの連続で楽しみながら進みます。 5Km手前の和太鼓の応援部隊の手前で梅干し頂き、ここで5Kmのタイムが28分台。 おおっ。調子良いか??? 単なるオーバーラン??? その辺の見極めが青梅の難しさなのです。 調子付いて、流れに乗ってのオーバーペースだと、この先に待ち構えている10Km程の登り坂で完全に失速する事ミエミエ。その確認は8Km過ぎの大きな下りでの感触で確認。 ココは上手くやると200人は抜ける勝負処。しかし、帰路はソレが大きな負担となる登り坂に変身っ。 順風に下り切りそのまま軍畑・沢井・御岳と駅を通過するたびに、周囲は人人人。とにかく声援が尽きません。そんなこんなで緩いのですが超長く感じる登り坂がボディブローの様に効いてきます。 その後の10Kmのラップタイムは26分台。コレは中々かも知れん?? ところが、13Kの表示辺りから、じわーっと効いてきてこの辺のメインのナンバーは5千番台前半。その頃には先頭集団が復路をすれ違います。 かの箱根駅伝の”山の神”柏原さんを一員とする先頭集団に、ものすごい叱咤激励が・・・マジ驚き。 たかが”走ることだけ”でここまで熱拍するのも中々無いです。 そのうち我がチームの先頭メンバーと行き違い・渇入れて折り返し地点を折り返します。折り返したとたん、「こんなに登っていたのか???」と思える下り坂を今度は皆・ピッチ上げてのペース走。 いわゆる登り坂の力走とは違い、下りの雪崩れるようなピッチに足がもつれそうになりながら、何とかついて行きます。 この辺から廻りの私設エイドの数は増え続け、22Kmの登り坂の逆襲ではホントに辛く、最後は目をつぶってそのまま頑張ります。(簡単に諦めて歩く事は出来るのですが、何故か頑張る。)この辺になると無我の境地でして、ホント人生の縮図だと思います。 このコースの赤丸の部分。 皆・自分のペースで只管進む。ダレが手を貸す訳でもなく、ジャマする訳でもない。たまに感情的になってムキになってもすぐにストールするから、気分は冷静に・一定ペースをキープキープ。 この。22Kmの坂を登りきった所に私設エイドがあって、本当に助かります。地元のお子ちゃまからチョコやら氷砂糖を貰い、お礼がてら、雑談等して気分一新。 あとは大きな登りは無く、足かせといえばスタート地点より1Km程余計に走るのが負担ですが、コレは皆一緒。 下り坂の連続で、思うようにピッチが取れない中に、バシバシ後続のランナーに抜かれるのが良く見えて分ります。頭では分っていても体ではどうにも出来ません。 とにかくリーチの長さが違うような錯覚を覚える位、皆さんのペースは早いです。この辺でメインのナンバーは6千番台。 終盤残り5K位から、うるさい位の声援があって私設エイドも色々。3Kを切った辺りから、あとXXキロっ。ガンバレ!!が合唱の様に聞こえてきます。 最終の1Kは直線なので、良く見渡せる分、タイムも予想出来てスパートをかけるランナー続出。 何か自分だけ置いていかれる錯覚を覚えながらも、ココでっ!!! というスパートがかけられない。すっかり腰が落ちて、ピッチが上がらない状況(コレ22Kmの坂が効いているんでしょうか。) 最終ゴール手前の信号2コから、とにかくスパート。 目標50人抜く。と思い、ダッシュしましたが、結局皆ダッシュで中々順位を切り上げ出来ずそのままゴール。 終わった後の爽快感は昨年の東京のフル以来の感触でした。 ------- 課題・順位を見る限り、登り坂のペースは好調。(コレは昨年も同様のタイム運び。) 問題は下りで、ペースを倍増して安定した走りをモノにする事が青梅での好タイムへ繋がる秘訣だと思います。 あとは22Km地点の登り坂。ココをどうやって克服するか?? そこにも課題はありますね。 青梅マラソンは走者・視者共に、一体となった良い大会です。また来年もチャレンジしてみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Feb 18, 2013 07:00:42 PM
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