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カテゴリ:アウトドア・キャンプ・登山
日程:2012年10月27日(土) ~ 2012年10月28日(日) テント1泊2日 メンバー:私と地元チームメンバー3人 天候:1日目。 前半曇りのちガスに巻かれる事が中心の優れない天気。午前中南よりの風。午後午後平野部からの風に変わり降雨有。 夜は霧に囲まれるやや冷え込み気味の気温。(正確に計測していないが2℃~11℃) 2日目。 起床時には星が見えるも夜明け前からパラパラ→ザァーッ→パラパラを繰り返し気味の降雨。山頂ではみぞれ混じりの雨。 立っていて雨具に付いた水滴が凍りつきパラパラと吹き飛ぶような冷たい南東の風。(雨具使用のため正確な計測ではないが、山頂は氷点下・日中10時で富士見平小屋で4℃(小屋の温度計)) アクセス: 車(一部の方電車) 行路中央道須玉IC→マイカーにて瑞牆山山荘駐車場より入山。 帰路:瑞牆山山荘駐車場よりJR韮崎駅でメンバー独りデポ→中央韮崎ICより中央道で帰路。 コースタイム: 1日目。 瑞牆山駐車場6:23→林道横断6:41→富士見平小屋7:05(先行隊6:50)→(テント設営&コーヒブレイク&モーニング1:18)→金峰山登山口8:24→鷹見岩分岐8:53(先行隊8:45)→大日小屋9:07(休憩5分)→大日岩麓9:30(先行隊9:25)→砂払いの頭稜線始め10:29→金峰小屋分岐10:56→五丈岩11:17→五丈岩取付(9分)→山頂(11:33)(先行隊10:40~10:50?)→ランチタイム46分→下山開始12:32→砂払いの頭稜線始め13:07→大日岩13:47→大日岩取付(44分)→大日小屋14:58→鷹見岩分岐15:06→富士見小屋着15:34。(TTL△0:26・先行隊TTL1:59) 2日目。 起床3時のつもりがすっかりお寝坊さんで3:55→モーニング&テント収納→富士見小屋へ荷物お預け。 富士見小屋発6:21→沢6:50→途中雨具の装着やら脱ぎやらで(10分程ロス)→弘法岩(黒岩)分岐7:58→瑞牆山山頂8:08→(写真撮影等13分)→下山開始8:22→(無名の岩屋でコーヒータイム19分)→沢9:47(休憩5分)→富士見小屋着10:18→(荷物受取&整理作業15分)→林道渡り10:56→瑞牆山山荘着11:16。(TTL△0:17) コース状況/その他周辺情報: 危険箇所はありません。 五丈岩への競上がりと、大日岩への競上がりには注意が必要です。 雨天時は瑞牆山のやや急勾配気味の下りはライン読みの見効きが必要です。 感想/記録: 今月最後の山行になります。メンバー構成は地元チームです。今度は脚力より、場面々々のキャリアに課題がありますがコレも場数をこなせば段々と解消されていくと思っております。 場所は、拠点移動のダブルディハイクです。金峰山はダレた長丁場のコース&稜線に出ると岩場が連続するステップワークに気を使うコース。 2日目の瑞牆山へのアプローチは天鳥川まではストック使いの山道。そこから若干の階段・ロープを経て大き目の岩へ九十九折の巻き巻きコースで、下りはやはりステップワークに気を使うコースですね。 どちらも難易度は普通程度なので、山にこなれていれば特に問題ないと思います。 ただ、金峰山のトップの五丈岩と途中にある大日岩への取付きは、表面が濡れていなければキックステップと、ボディバランスで頂上へ行く事が可能です。中腹まで直登り左巻きでリッジをへつりそのまま巻き込んで登るか、右へトラバースし腕力で登るかです。 大日岩は中腹まで赤マークの丸印をトレースしますが、途中から正面に焚火の跡の左側のカマボコ型のでっかい花崗岩を直登→幅20cm位のリッジを腕でヘシ上がりながら右巻きで駆け上がれば頂上に至ります。 どちらも眺望はバツグンで、天気が良ければとっても満足感を得られると思います。 天気予報は相変わらず「いい加減」の見本みたいな確度で、良い方に外れればそうもクレーム無いのでしょうが、今回も相変わらずの「悪い方」に外れて、快晴という幸運には恵まれませんでしたね。 前半は元気なメンバーは期待感と殆どの荷重をテン場にデポしているので、超・バカッ早。歩行データを見ていただいても分かると思いますが、2時間近くも短縮しています。(それも殆どが登りの稼ぎ。) 下りは目利きとルートのライン取りが必要な分、なれないともたつきますが、今回は私が1度だけスリップしたのみで特に目立った転倒もなく、順調にこなして下山しました。 こういう眺望の効かない状況での山行は意識の集中処の切れ目が恐く、ちょっとした事が大きな事故にもなりかねます。 2日目は降っていた上に、クラブツーリズムの団体様がいらっしゃったので、ヒトの気配が途絶えず心細い思いは全く無かったのですが、そのウラハラに山頂での寒さは中々なものでした。 こういう寒いみぞれ混じりの日は、特に登りで雨具を出来るだけ羽織る程度にして通風を良くし、決して汗をかくような「ハイペース」を避けて、手の先が温まる位のスローペースで登り、動きが止まったらすぐに着込む。 という習慣をつければ、決して山頂でバリバリ凍っても体は中々冷えないものです。 温かいモノを飲むのも良し、ホカロン付けるのも良し。体の中から温まるのも1つの手ですね。 日程的な時間の制約は無かったものの、私が流石に4週連続という負荷からバテ気味(多分、メンタル的なもの)のため、実体感的には雲取山や奥穂高のような寒さではなかったにも係わらず、夜の晩餐に積極的に参加できな かった事は、大いに反省すべき点であると思います。 眺望という楽しみこそ得られなかったのですが、歩行技術と斜面のステップワーク・寒冷雨天時のウェアリングのノウハウ等のこなし方を習得していただける側面では大きな効果があったという山行になりました。 この山域は「しゃくなげの季節」・つまり初夏が旬なので、またその時期になったら行ってみたいと思います。 -------- -------- 以下、ギャラリー。 後日、加筆します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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