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カテゴリ:金融・トレード
今年には震災・原発事故と非常に重大かつ深刻な事態が発生し、物理的な 損失はもちろんの事、消費心理にも異常な行動を波及した。 いわゆる防災関連が特需となり、今でこそ落ち着きはあるものの大手メーカー産 のガイガーカウンター等は、需要特需を通り越えて多分一般流通するのは来年 以降になるのはミエミエ。 という事は逆にそれだけ局部的に集中して出来た放射性スポットは機械に頼る以 外に方法が無い為に、コレ実際に使ってどうする??? という疑念は多々あるが、では逆に「何もない」状況で安心できるか? というと、 「やっぱ念のためあった方がいいかもね。」といった心情は特に小さいお子さんをお 持ちの家庭の親はダレもが思う処だろう。 ------- そんな全体的にバラマキ捲くった当の本人となる「東京電力」は自然災害という 半ば「不可抗力的な状況」とは言え、半分は知らぬふりとまではいかないまでも、 何処かしら、何食わぬ顔で平然としているのに被害者に相当する一般市民は関 心あるところは万人単位のデモをやったりしているのであろうが、それ以外の大半は むしろ日常的な生活を送っている。 こういう国民性がどう評価されているのか?全体像を把握できる術すらないが、む しろ、相対的には「この国なら大丈夫。」という安心感と信頼感が沸いている事が 最大の要因かもしれない。 何に対してか?? もちろん、過去最大にして最高値を更新している日本円高の相場推移の事であ る。 それに釣られて他の主要外貨も円高になってるのは相場モノの一種のセオリーにも なっているのは仕方ないが、それにしてもココまで高く評価されなくても・・・ 巷の報道はこんな感じ。 と、疑問に愚問を問いたくもなるなぁ。 最も逆に世界の最機軸主要通貨の米ドル・ユーロ自体にも自らの信用価値を下 げるような諸問題も数多く発生している事も事実だから、こそ尚更「日本円」が買 われる拍車もかかるのは見逃せない・・・ それだけ評価の高い通貨だから国内の株式なんかは黙っていても下がる訳で、資 産評価空すれば超・優良企業の株式の単価が「こんな安く買える」チャンスも滅多 にない事は事実だろう。 その国内に居ながらして、そんなに安全通貨なのか・いなぁ??? と疑問にも持ちつつ、うつらうつら月給を貰って生活しているこの国の安定度にはある 意味・世界最高水準の治安維持という安心が、信頼に繋がっているのか? ともこの頃良く思うようになってきている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 26, 2011 05:24:41 PM
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