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カテゴリ:雑記・戯言(つぶやき)
先日、今更になってこの目先の東京へ誘致したオリンピックのメイン会場が迷走しつつある事が報道されておった。 そもそも「既存競技場の解体工事」あの余りにも醜い争い事いもかなり閉口していたんだけれども、(アレ見て「甘いなぁ。」等と思われる輩はきっとあの世に行ったら”地獄の鬼が円満な笑顔でお待ちしている事”請け合いなし。) タダ”価格で折り合う”だけじゃない全くもって”天下り機関のガメツイ事”。(所詮はカネと権力なんだろうけども・・・) ソースはこの辺がおまとめとしては手っとり早い。 ↓↓↓ 利権まみれ?国立競技場の「解体」と「建設」が怪しすぎ ---- そもそもこの辺の事情は、私自身の”本業にも大きく関わっている事”だから、”まあしょうがない”というか”マイドの事”と言うべきか・・・。結論からすれば「想定内」っていうヤツだろう。 処が、今度は新築工事に関わる最大の目玉。「可動式屋根が出来ない。」って言う事は問題というか、根本的な処で話の腰が折れてしまっている。 今現在から竣工までの期間年数を見ても「工期や時間的制約。及び物理的強度や技術の問題」は今の段階ではそういう内容にならざるを得ない状況にはなっていない。 問題はね。コスト(それもイニシャルとランニングの共に)要は国に”カネが無い”。って事なんだよねぇ。 ---- ランドマーク的な存在で、当初のパースでは高さ70m(コレって一般的なビルの20階建に相当する)の大きな可動式屋根。 当然、建設後維持するメンテを含め多大な維持費が強いられる。(仮に将来もう一度オリンピックイヤーがあったとしてもまあ60年とか80年先だろう。)その間を維持・管理する能力を国事態が伴わないという事態に直面しているんだよねぇ。 確かに物事は「発想」無ければ「行動」もしないし、「行動」無ければ得られる「感動」もない。のは事実。しかし、ああいう妄想めいた”パース(マンガ)&概算”だけで勇み足的に事業を進めるのはまずいぞ。 新国立競技場(プレゼン資料) 実際の強度計算や基準法等の法規制をクリアするのはヒトの手だからできる。しかし維持・管理する目立ての出来ない(採算合わない建造物)って如何なものか。 結果、第3国に「ちゃんちゃらおかしいオリンピック誘致の為だけに使われた、ある種の浮かれ騒ぎの旗印。」と言われても致し方ない事だと思う。 さぁて、物理的に平面的な大きさもさることながら、このようなモノに建て替えを強行してしまった今日。(既存のモノは解体してないからね。) 引っ込み付かないから、都に(根拠のない)500億円要請というカネ負担の要請ばかりを言ってきても・・・。所詮は元の木阿弥で、大きなグランドで景気良くやればそれでも良い様な気もするが・・・。 最初からカネ無いなら無いで、あんな誘致して背伸びしなきゃ良かったもんを・・・。また既存のモノと瓜二つの新築をするのかなぁ。そう云うのだったらアジスタや大宮新都心やそういうので代替えしても良いと思うぞ。オリンピック開催期間は数週間の事だからねぇ。 ちょっと幻滅気味の心境でもある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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