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カテゴリ:金融・トレード
そもそも、金利とはなんぞや??って事ですな。 労働の場合、その労力に換算する時間を価値観にかけ合わせて算出するのが賃金。(この場合、労働市場はこの世の最たるものでその数は世の中の大多数を占める。) いわゆる労務費は”実費”なので、支払いもそこから捻出される預貯金も実数。(でも実態、そんな1人当たりにウン百万も余剰な賃金を与える企業は無いので、そういう意味での預貯金は無い。に等しい) もし”あった”としても、将来の結婚資金や住居購入費・教育資金といった目的があっての貯蓄なので、実質上の余った預金ではない。 --- 処が世の中はそういう手合いばかりではなく、その上にドッカリ座っているのがいわゆる「取引(株式や為替)」で、このマーケット自体の単位はものすごく大きいけれども、実数であるはずもなく”いわゆる信用力にウラズケられた虚数”。(だからよく報道で”国際援助でウン千億円を拠出。”とか報じたりするけども、アレは経済効果の上での虚数であるのだからこそ”表記できる”のであるな。) だからいざ実数の上での”2千億円とかの国立競技場”なんかの話になると、肝心の”国”も”都”もカネがない。と言う事になるんですよぉ。 なさけない。 で、その取引上のマーケットの中では早くもマイナス金利の影響があって、なんかMMFの販売やら国債の販売をやめるとか・・・。 いわゆるココで重要なのは、マイナス金利が幾らか???ではなく、日銀がマイナス金利を実行した事に大きな意味がある訳ですよ。 実際にマイナス金利した以上、あとはその時流次第で0.1%なのか1%なのか10%なのか?? その辺は加減次第というか、まあ、そういう事です。 --- このマイナス金利。 私的目線では、 信用力ありのローン加入者(多分ココでは住宅ローンとか教育ローンとかになるんだろうけども)のある程度、社会的地位に信用力ある人たちに加え、底辺にある消費者ローン何かの負債を抱えるヒト達への下剋上と申しますか、 今まで、ノンノンと不労所得だけでバッカみたいに暮している富裕層に、いわゆるカネを使わないとダメっ。っていう強制執行みたいなモンです。 身近な存在で言えば、集合住宅の大家さんみたいに、何もしなくても月々ウン千万。と入ってくる連中に制裁ですよぉ。 --- この後の展開でありますが・・・。 コレも私的な目線で・・・。 結局このマイナス金利が理解されるまでの間、(要はカネは使うべきモノであって、タンスにしまい込むモノではない。)に時間を費やした後、あの黒田総裁の事だから、最終的にマイナス金利の流れが市場に受け入れられて浸透したとしても・・・(国際通貨で日本円が買われるのは通常の(日本国民性と治安の良さ等の)目線からすれば至極当たり前の事だと思いますケド。) それでもまだ市場が円高バイアス方向に慢性的に働き続けるようなら・・・。 最後の切り札。 それはねぇ。 ”日本円の切り下げ” ですよ。 コレはダイレクトにマジにガッツーンと効くと思います。 レート1:10で1/10。 1:50で1/50。 分かりやすく言えば、一瞬にて、借金が10分の1。50分の1。になっちゃうんだから・・・。 今日云われている。日本の国の借金。 1000兆円を考えると・・・レート1:500位が妥当か? 切り下げ実行と同時に、一瞬で2兆円になる。 庶民なら、 住宅ローンで5千万の負債は一瞬で10万円。 逆に預金も1千万なら一瞬で2万円。 コレは私の想像では正に、黒田バズーカー。最終編だねぇ。 (ヘタに業を企む企業の肩棒を担ぎ続けて、ディフォルトになるよりかは全然マシ) でも、この操作をやるにしても、カネで”良い思い”をする(儲ける)手法・方法は幾つかあるけども・・・(笑)。 --- まあ、そういう準備をする気配が必要になってきた時代に入った事だけは、今回のマイナス金利でハッキリしたね。 しかし分からんのは何故こんな(マイナス金利)事までして”円安にしたい”心境が分からんのですわ。 (コレ、本日の気持ち) 以上。戯言・戯言。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Feb 2, 2016 02:37:39 PM
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