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カテゴリ:金融・トレード
先月から、様子見をしつつも、「まあこんなの。無くなってもしようが無い。」の半信半疑で初めて見た「仮想通貨」 そもそもの。仕組みを理解しないと、これまた上手く行かんと思ってお勉強。 --- --- そもそも仮想通貨そのものは、当然の如く物理的にはこの世に”存在しない”。 では何か??? というと、世界中のインターネット上(ココで言うネット上というのは、全世界で1台のクライアントPCが点いていない状況は絶対なく、必ず数万単位で稼働はしているだろう)の個々のコンピューター上に載っている(正確には理論展開してメモリーの上に載っている)そういう状況が24Hある状態。 が常にあって・・・ 2004年に流行ったP2P技術(現在ではLINEとかそういうの)を駆使した”一国家等の統治を受けず自由に流通する通貨の概念そのもの”が仮想通貨。という事になる。 そういう技術を使って、誰にも左右されない市場(マーケット)理論を論文提示したのが日本の学者というから驚きでもあるねぇ。 そもそも、ビットコインの”ビット”って。 データーの単位のビットと、買う(購入する)のビットを掛け合わせた名称でもあって(売るのはオファー)中々、名称からしても面白い着眼点があるね。 --- --- そもそも元が”仮想”な訳だから、そういう仕組みさえ良く理解して、セキュリティーも万全(暗号キーの管理の事)にすれば、残りは優れたハードウェアと潤沢な電気さえあれば誰でも仮想通貨は作成する事は理論上可能な訳だ。 ココで、注釈したいのはダレでも仮想通貨を作成できる。 という点で理論上は可能なのだが、現実にはその統治する国家の理解度・認知度・制約度によって運用そのものが規制されるし、実質上の法定通貨(実際の通貨)の有高を管理しないといけない。というそういう面がかなり面倒でもありその有価紙幣の担保が、世の中にありもしない仮想通貨。っていうのが非常にナンセンスなある意味無謀な事でもある事を理解したうえで運用(仮想通貨を支持する)しないといけない。 さて、前置きが非常に長くなってしまったけれども。 では実際に私自身が投資(買っている)仮想通貨というのは「リップル」というもの。 コレって、ウン百種類ある仮想通貨の中でも、かなり異色であって、その他の殆どの仮想通貨が運営母体が存在せず、総じてネットワークの中だけに存在する”無”なモノに対し、 リップルだけは、米・グーグルやマイクロソフトが出資したリップル社が運営・管理している。 通常の仮想通貨は基本法定通貨で購入する(換金)するか、マイニング(発掘という意味)という手法で、(無限大にあるネットワークデーターの中から実際に取引を行ったデーターを捕まえて、そのオープンにされている巨大な通帳に記録する報酬としてコインが貰える。)という仕組みを経て入手するのに対し、 リップルだけはマイニングによる入手手法がない上に、最初の発行部数が予め決められており、当然仮想とはいえ通貨ですから何かしらの物品の購入などに消費されれば減って行く。 という、特殊性を持っているのですな。 そのリップルも11月には20円台だったのが今では110円台に。 その内、他の通貨のようにウン千円になれば、対価的には結構な旨みもあるけれども・・・・ 他の仮想通貨の仕組みを批判している(例:米国)国々も、リップルだけは逆に、その通貨を監視する側に廻っていて、その辺の立ち位置が違うのも興味深いです。 さぁて、ちょっと疲れたので、この辺でまとまっている意見としては。 仮想通貨には、中央主権によるお手盛り(現在の日銀の株価ETFの永遠なるお買い上げ等)や、破綻(例えばディフォルト)がなく、またそのコントロールは正に自由市場のマーケティング理論そのものを反映した価格となっています。 先週、その辺に仕組み的に歯止めをかける意味ではビットコインはシカゴ先物市場に上場しました。(先物を上々するという事は、人の作為でもって時限をコントロールする意味を持っています。) もっと大義に考えると・・・ お金そのものは、この世にあって、人類だけが持ち合わせる感情・勘定でもあります。 物理的には紙にエライ・ヒトが印刷された紙切れですから、このような無限に近いネットワークが発達した今日に完全に自由市場の需給で成り立つ紙幣が中心的存在になっても全く不思議な事にならないと思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 25, 2017 10:20:32 AM
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