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カテゴリ:読書
「テムズのあぶく」武谷牧子を読みました。 日経新聞でお勧めされていて 読んでみました。 読み終わり、 「大人の恋愛っていいなあ」と思いました。 また、(注意。ネタバレです!!!) 最終的に死という常套パターンでの別れの話に なるのですが、そのこと自体で泣かせるという風に感じず お話の中の一部として捉え、そのシーンでは 感動してぼろぼろ泣いてしまいました。 46歳の異国で舞台の演出家として頑張っている女性と 企業の駐在員の男性51歳がロンドンで出会い、 お互いの過去も知った上で、 お互いをパートナーとし 歩んで行こうとする過程の話で すごく大人の恋愛って素敵だなと思うお話でした。 話の中に、「川の流れのあぶく」という キーワードが出てくるのですが 全体的にも川の流れのようなゆったりとした 話のリズムでとても大人っぽい素敵な小説でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月08日 21時37分46秒
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