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テーマ:暮らしを楽しむ(383832)
カテゴリ:ミニマルに暮らす
どんなことにも、楽しい時と、面倒な時がありますね。
髪をかまう、というのも 楽しく思える時と、 たまらなく面倒だったり鬱陶しい時が、わたくしにはあります。 そのときの心の状態って、部屋の様子にも出やすいですけれど、 50代のわたくしの場合、 だから「髪」にも、とても現れやすいです。 【 寝起き姿にて失礼をばいたします 】 だからこそ、 寝て、起きて、の、そのままで、 こんな感じになっていてくれるスタイルは・・・ 本当に50代向きヘアスタイル。 毛先がうまいことハネてくれなかった時には こんなヘアゴムやクリップで、ぱぱっと留めちゃうのですが そんな時のたいそう決め手になるのが この髪です。 横髪、って呼ぶのでしょうか。 ここまでが前髪で、こっからが後ろ髪です! とせず、 その境界を曖昧にぼかしてくれる・・・この部分。 ここの分量や長さ、 そして前髪をどのくらい奥から深くとるのか、は、 美容師さんと、唯一、念入りに相談する部分だったりします。 他のところは後からでもどうとでもなる(笑) この部分の髪の束があると、 結んだときのちょうど良さ、と申しますか 「くくっただけ感」と「輪郭丸出し」を和らげます。 髪を耳にかけた時にも、 ぱらぱらっと耳からはずれて前髪続きとなり、 輪郭やら頬骨のラインをぼかしてくれるおかげで 随分と顔を小さく見せてくれる気が、 ほっぺたの面積を削ってくれてる気がするんですよ。 すずひ・52歳。 横髪に助けられて、生きてます(笑) この髪の助けなど必要ない方、 むしろない方が似合う方もおられるのですが、 それはたいてい「美しい人」です!! *******************************: さて。 今日は「涙」のお話です。 わたくし、ね。 悲しくても悲しくないふりしたり、 辛くても平気なふりをしてしまう、そういう人間で。 それが得意で、当たり前で。 これををできるのが大人であり「強い人」なのだと思っていました。 それって、100% 違うよね。 弱いから泣くのではなく、強い人でも泣くのです。 感じた気持ちを、自分で認めることのできる強さ。 感情を誤魔化して無理やり笑うことの方が、むしろ、弱さ? なんでもかんでも泣けば済む、という発想では困りますが、 明らかにそうではない状況にある中で、 もしもあなたが泣いてしまって、 その涙を非難するようなことを言われたら、 気にすることはありません。 それはその人に「あなたの涙の意味を理解する能力がなかった」というだけのことです。 相手の気持ちがわからない人だった、ということ。 そういう人は意外とたくさんいると思います。 わたくしは、自分の前で泣いてくれる人が、とても好きだなあ。 この人の前でなら泣ける、って思ってくれて、 安心して涙を流してくれることが、 とても嬉しいんですよね ( ´▽`) 毎年この時期に思い出すお話があるんですけれど、 地方の大学にお子さんが合格して、ね。 住むところ決めたり、 新生活のいろんな準備の怒涛のバタバタを手伝って、 入学式を終えて、お子さんと別れて、 時間的に帰りの便が一緒になることの多い、東京に戻る飛行機の中のお母さんたち。 それまでちゃんと凜としてた、ふつうに元気にしてたお母さんたちが、 離陸した瞬間、一斉に泣いてしまうのを見た、ってお話を・・・ 聞かせてもらったことがあるのです。 それ聞いただけで、わたくし泣いちゃった。 なんて素敵なお話なんだ ( ;∀;) 離陸、って、ぐっとくるのわかる。 あと、見送る立場なら、新幹線や・・・「船」もつらそう (´;Д;`) 船、な!! めでたいのに、泣くなんておかしいんじゃない? 子の門出や自立に泣くなんて、 親が自立できてないんじゃないの www ? 泣いてしまったお母さんたちに対して、 そんな意地悪を言いたい人がいたとしても。 この「うれしい気持ち」と「淋しい気持ち」のごちゃ混ぜになった母親の涙を もしも理解できない、想像できない人があるとすれば、 そっちの方が摩訶不思議だ。 嬉しくて淋しい、そのごちゃ混ぜの涙は・・・ ごちゃ混ぜであればあるほど、きっと、 泣いてしまった後のお母さんたちの心を、元気にしてくれる ( ´▽`) そんな時くらい、目一杯、泣いたっていいじゃないか。 誰に迷惑だというの。 泣く気もないのに涙がとめどなく溢れるとすればそれは・・・ 人間の証。 大きく感情が動いた証。 そして、確かな絆があった証。 それにね、涙にはね、 熟睡・爆睡するのと変わらないくらいのリラックス効果や 心や体のデトックスの作用もあるともいわれますから・・・ 思い切り泣くのって、恐らく、いいことだらけなのです ( ´▽`) 飛びたとう、未来信じて〜 ♪ この広い〜 この広い〜 大〜 空に〜 ♪ これっきり会わないかもしれない、 知らない人同士なのに、みんなで一緒に泣いて、さ。 気持ちを分かり合える人同士で分かち合って、さ。 どこか吹っ切れた気持ちで、笑顔で飛行機を降りることができたなら。 家路につくことができたなら。 その笑顔って、どんなに美しく、強く、 そして清々しいことだろう。 これまでずっと「想像」でしかなかった、その感覚。 4年前のこの時期に、すでにこれを経験した幾人かの友の、 涙を拭ったあとの、その笑顔。 わたくしのこれまでに知る彼女たちのどの笑顔よりも素敵だったことが、 今も、忘れられないです。 Kotoさんの日記を読んだ日のことも、忘れられないな。 たくさんの先輩お母さん方が味わってこられたものの一端に触れる、 ようやく本当に触れる時がきた「春」。 そんな 2023・春、です。 おわり ↓ 「50代自分らしさ」のカテゴリに参加させていただいています にほんブログ村 「今日も読んだよ!」のポチッと・・・ いつも、ありがとうございます。 : お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.03.10 20:30:14
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