㈱FPコンサルツ広場　FPの幸せ探検隊

今日は祭日、「海の日」だ！けど海の日って何の記念日なんだろう？
由来はこうだ・・・

祝日化される前は海の記念日という記念日であった。海の記念日は、1876年（明治9年）、明治天皇の東北地方巡幸の際、それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、7月20日に横浜港に帰着したことに因み、1941年（昭和16年）に逓信大臣村田省蔵の提唱により制定された。
明治丸はその後、東京商船学校（現東京海洋大学）の練習船として使用され、現在は東京海洋大学越中島キャンパスに保存されている。

この当時の逓信省が後に運輸省となり、その外局の海上保安庁が灯台業務を引き継ぐことになる。

海上保安庁の主な業務は、海上の警備、救難のほかに海洋観測、海図の製作、灯台の管理などになる。
細かい話だが海上保安大に灯台科はない、もっぱら舞鶴の海上保安学校にのみ存在する、だから海保大卒業生はあまり灯台部には行かない、ちなみに昔は灯台守と言って人が住んでいたけど今は全部機械管理となっている。

運輸省は後に国土交通省となった、したがって海上保安庁は国土交通省の管轄だ、よく海上自衛隊に間違われるけど海自に警察権はない。
海上保安官は行政職、自衛官は公安職の違いもある。

海保大を卒業すると三等海上保安正（警察で言えば警部補）、二保正、一保正、三等海上保安監、二保監、一保監とステップアップしていく。