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ペルーアマゾンの泥染めとシピボ族の人々

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2024.05
2020.08.29
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よくある観光客の記念写真のように写っているワタシ。1997年
この時まさか、こんなに長く彼らとの付き合いが続くとは思っていなかった。
最初の訪問の時のものが出てきたので載せてみることにした。

先日テレサさん(上写真)の娘からのチャットで、彼女が64歳の誕生日だったと知らせがあった。
写真を送ってよと言ったら、娘二人と沢山の孫たちに囲まれて、大きな四角いケーキを前にした、いつものカメラを前に緊張したような、つまらなそうな感じの顔で写っていた。

さぞかし幸せだろうよ。こんなに大家族で、ちゃんと集まってお祝いしてくれるなんてね?コロナだっていうのに、マスクもせずに、べったりと集まって笑顔の記念写真を撮っていたところを見ると、みんな無事らしい。

それは、なんとも、なんとも言えない写真なのだ。
いつも感じる違和感なのだけど、黒髪で民族衣装なのはテレサだけで、浮いている。
娘も孫も、おめかししてお洒落な流行服に化粧をしていて、孫たちの中には大学生で優秀な子もいる。
三女はアメリカ人、長男はドイツ人と結婚していて、みょうに国際的だったりする。
先住民集落に残って暮らしているのは、テレサと長女のベロニカだけだ。


私が知り合った時に、テレサは40歳だった。私は25歳だった。15歳の違いがある。


20年の付き合いを経た末に、彼女は私のことを、20年来の親しい友達であり家族のような存在だと他人に紹介していた。たまに、「娘のような」と言いそうになって「友達」と言い直す風があった。

私も同様に、彼女のことは、もともと友達のようでいて、母のように甘えられる存在でもあり、金銭的に私が支える時があるのでビジネスパートナーのようでいて、どうするのが一番うまくいくのか試しながら、その辺を少しあやふやにしてうまくやっている一面があった。


テレサが64歳になったか。老後はうまくいくかな。きっと不安だろうね。





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最終更新日  2020.08.29 08:12:41
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