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カテゴリ:読書 Reading
今日の深夜12時から、今の時間まで「怪談」へのアクセスが珍しく14件もあり、なんだろうと思っていたらNHKBSで放送してたんですね。
8月11日からお盆休みに入りちょっと一息ついたので、以前アマゾンのキンドルで99円で買った紀行文や怪談等の入った『小泉八雲作品集・54作品⇒1冊』を読んでいます。読みたかった「菊花の契り」が入っていなかったので昨晩ヨドバシドリーで「新編日本の怪談 ラフカディオ・ハーン 著, 池田 雅之訳角川文庫ソフィア」を昨晩買って読んでます。電子書籍は読みたいときにすぐに手に入るのがうれしいです。昔角川文庫で読んだ怪談も良かったですが、100分de名著で小泉八雲の解説をされた池田 雅之先生の今回の訳も新鮮でいいです。お盆休みにいかがでしょうか。 「菊花の契り」は怪談の中でも一番誠実さを尊ぶ気持ちが描かれているのが好きです。魂が一晩で何百里も移動したり、道真の梅がやはり京都から福岡まで一晩で飛んだ飛梅伝説とか、平将門の首級が京都から東京まで飛んだりとか、昔は多くのものが夜空を飛びかっていたんだなと思います。 2017.8.19.追記 女性が主人公の話では、映画の中の「黒髪」の原作になった「和解」もいいですが、「帰ってきた死者」が、小泉八雲の描くまさに心優しい日本の女性幽霊、妖怪、精霊たちの象徴のようで一番好きです。しっとりとした読後感を味わえます。 ■参考リンク プレミアムシネマ「怪談」8月12日(土)[BSプレミアム]前0:15~3:19(金曜深夜)小泉八雲の“怪談”を映画化、恐怖と幻想の物語 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.19 12:33:06
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