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NHKオンデマンドで視聴。1時間です。
だいぶ以前から松永安左ェ門さんのことは電力の鬼と呼ばれていることを知っていましたが詳細は知りませんでした。 戦後70歳代半ばで吉田首相から任命され 、戦中の国家統制による管理下のままだった日本の電力会社を解体して現在の9電力会社体制を築くまでの審議会の会長を務め、GHQ、守旧派の財界等を相手にした孤軍奮闘の物語です。 人生の晩年になって、私利私欲を追わず後世のみんなのために残る大きなしごとを成し遂げた姿は見習わないといけないと思いました。 このドラマを見て国鉄民営化を提案された第二次臨時行政調査会長の土光敏夫さんを思い出しました。 最終的にこの件でGHQにポツダム政令を発する直前までいきましたがそれは回避されました。 話はそんなに華やかではないですが、政治経済が好きな方には興味深く見られると思います。 鬼と呼ばれた男~松永安左ェ門 | NHK 放送90年ドラマ 経世済民の男 主役はゆとりですがなにかでレンタルおじさんを演じた吉田鋼太郎さんが熱演しています。奥さん役は伊藤蘭さん、最初は上品な女性だとしか思わず伊藤さんとは気づきませんでしたが、いつのまにかこういう役が似合う女性になっていたとは。 上から吉田首相、製鉄会社社長、GHQの担当官。松永から、前職の電力会社社長時代の給料を聞かれたGHQの担当官が他の役員の5割増と答えると、松永は自分は10倍もらっていたと答えたのが面白かったです。 池田通産大臣は松永の味方をして、好人物に描かれています。 ■参考リンク 松永安左エ門 ポツダム命令 土光敏夫 池田勇人 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.06 04:30:16
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