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カテゴリ:旅行
御屋敷の庭」を散策後、「苗の庭」を通り、「茶の庭」を訪れた。 茶室「双樹庵」は、あるスーパーマーケットの創業者で社長?だった人の寄付で建築されたそうです。 茶室の名前も、その人の名前を取って、二本の木で、「双樹」となっているとお聞きした。 「お茶」というものは、ワビサビの計算し尽くされた美しさがあり、又、ウイットに富んだ微笑ましいものもあり、美(枯山水や風水花草木等)の世界と静寂の世界と簡素さの調和なのであろうか! お茶なんか・・・・なんて言っていた私も、少しずつ「お茶の味」が分かるようになってくる年齢になったのかもしれない。 茶庭の松の木の間に置かれた大小様々な形の石、見る人、見方によっては、色々なものに見えるのだろう。 (私には、この石が右側の枕にアゴを乗せて休んでいる犬のように見えたのだが・・・笑) 茶室の入り口の植木とシダと苔と石。 茶室の1つの床の間。 非常にシンプルな構図なのに、私の気持ちは、爽やかになり、落ち着けるのです。 もう1つの茶室から外を眺めた図! なんとも例えようがないほど、懐かしいというか、美しいというか、落ち着くというか、癒されるというか・・・・ 素晴らしい!!と感じている私でした。 紅葉や桜と青苔の中にある井戸や竹がカーンと鳴る「猫脅し」等、説明は要らないね! この四角の窓方向の遠くには、姫路城の天守閣まで見えるように造られているのです。 裏千家の美味しいお茶「抹茶」を頂いた。 煎茶は良く飲んでいたが、抹茶を味わうのも良いもんだなーなんて、今回感じた。 (すぐに、感化されるのが私の特徴である。笑) 私が勝手に思っているのだが、この庭園を味わっている親に連れて来られた子供は、きっと、感性が豊かになり、精神も落ち着いていると・・・。 まだ小学生低学年の男の子も同席し、一緒にお茶を飲む時、お母さんから「お茶の作法」を聞きながら真似ている様子は、微笑ましかった。 (私は、wifeに習いながら飲んでいた!苦笑) 生け花も、多くの豪華な花のものも美しいが、「木の枝振りの微妙さに、蕾や実のバランスを見るのも面白い!」と初めて感じた。 子供の頃から、こんなものをいつも見ていれば、情緒の豊かな人間らしい人間になるのは、「間違いない!」と勝手に想像している自分でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.01 08:08:53
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