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2016.01.25
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カテゴリ:地理
石川県輪島市が、昨年放映された連続テレビ小説「まれ」のロケ地マップを作り、物語ゆかりのスポットや観光名所を巡るコースをPRしている。

A3判で5000部を作成し、JR金沢駅や県内の道の駅、首都圏などで配布する。

マップには、ヒロイン津村希まれが住んでいた桶作家がある「大沢町」、夢を語り合う「外浦村のやぐら」、オープニングシーンに登場する「琴ヶ浜海岸」、希の家族が再出発を誓う「希の丘」など22か所を写真付きで掲載。朝市や塩田、輪島キリコ会館なども含め、1時間半~3時間で散策するモデル4コースを提案している。

通学場面に使われた「いろは橋」近くの休憩施設では、5月からロケセットの美容室「サロン・はる」も展示予定で、マップで紹介している。

「まれ」の撮影地となった輪島は、ドラマや映画などのロケ地を紹介する雑誌「ロケーションジャパン2月号」(東京都港区、部数3万5000部)の「第6回ロケーションジャパン大賞」で、ドラマ「下町ロケット」など24作品の中から「日本一」に選ばれた。

市を訪れた2015年の観光客数は、北陸新幹線延伸開業効果もあって、前年よりも3割ほど多い142万人だったといい、市観光課は「旅先選びに大きな効果がある『ロケ地日本一』をキーワードに、さらなる誘客につなげたい」と意気込む。

市は4月にも東京・品川駅などで、ロケ地マップと記念タオルなどの2000セットを配布するという。


(読売新聞より)
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映画や人気ドラマの舞台になることが地域おこしの切り札の一つであることは間違いないだろう。
ただ、どこまで狙ってできるのか、と考えると、いかんせん他力本願な部分も多い。

まず作品がヒットすることが前提。
さらにはロケ地が効果的に使われることで視聴者にそれなりの印象を残すことも必要。

映画でいえばかつて話題になった大林宣彦監督の「尾道三部作」(『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』)などがいい例で、尾道の名前を高め、多くの観光客を呼ぶ効果をもたらした。

テレビではNHKの朝ドラは多くの人が見ている点で有利だろう。
ただし、現在放送中の『あさが来た』のように時代ものになるとストレートには反映しにくい。
そういう意味では近年のロケ物では『あまちゃん』と『まれ』が双璧だろう。

『あまちゃん』は震災に遭った北三陸に光を当て、『まれ』は北陸新幹線の開業に合わせる形で能登の美しさを全国に紹介した。
実際、これらの土地を訪れるとロケ地は観光の対象となっているし、記事にあるようなマップが作られたりもしており、それなりの経済効果は出ているだろう。

もう一つの注目すべき形が、アニメの舞台として「聖地」と呼ばれる地域振興例だ。
首都圏近郊では『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(通称『あの花』)で一躍有名になった秩父市が典型例だろう。
アニメのヒット以降、秩父の街を「聖地巡礼」に訪れる若い人が増えたことは地元でも大きな驚きだったようだが、今では聖地らしくお土産なども関連商品が多くなっている。

少し変わった例では、テレビアニメから劇場版へと飛び火した『ガールズ&パンツァー』(通称『ガルパン』)の聖地となった大洗がある。
普通は聖地巡礼といえば若者が多かったが、「ガルパンおじさん」と呼ばれる層が大洗を訪れるようになったのだ。

もちろん全国的に見れば成功例ばかりではないし、ここに記したような成功例であっても、これが継続できるのかといえばなかなか難しい。
こうして「ロケ地」や「聖地」として人が訪れるきっかけがある時にどれだけ地域の魅力を見せられるのか、あるいは次の手を打てるのか、といったことは重要になってくる。

個人的には、狙いすぎず、さりげないロケ地であることに魅力を感じるのだが。





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Last updated  2016.01.25 03:31:24
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