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テーマ:アニメあれこれ(26120)
カテゴリ:アニメ・声優
コミックスを買って読めば謎は解けるとわかっているのに、オンエア中に見逃したコンマ5秒以下のテロップを確認したくて、「俗・さよなら絶望先生」のDVDを1巻から見始める。 放映中も全部見ているはずなのに、ほとんど内容覚えていなかったので、初めて見るかのようで新鮮(笑)。 相変わらず内容がなきに等しく、キャラと要素だけで見せる不思議アニメ。原作もこうだったけど(1巻だけ読んだ)。 こういう遊び、私は大好きだけど、果たしてコアターゲットであろうアンダー20世代にも受け入れられるものなのか。最初見たとき、ナンセンスなペダンティックさを楽しんでいると思ったけど、ペダンティックというものは知識の蓄積の賜物だから、実は全然そうじゃなくて、ただ制作サイドが楽しんで作って遊んでいるようにも見える。 でも面白い。このくだらなさ、この徒労感(特に声優さん)。テロップだけで見せる要素をグルーピングする際の定義とか、その要素自体がくだらなくてツボに嵌る。 大昔、ゲバゲバ90分というナンセンスギャグ満載のテレビ番組があったけど、それに近いノリだな。わかる人だけ楽しんでくれ、という。あ、それよりもっと近いのはモンティ・パイソンかな。自分の周辺のオーバー35の男性は、なぜか全員「タモリ倶楽部」のファンなんだが、それに近いノリを感じる。くだらないことに命をかけられるバカバカしさ。ある意味、大人になってもオタク心を失わない潔さを楽しむ、みたいな。 腐女子をおちょくる、コミケに参加するためにBL同人誌を書く女の子の話があるんだけど、カップリング違いであわてるとかって、ちょっと古い気がする。絶望先生自体にはBL要素は皆無なのに、超ミニのあおり画像とか引きこもりとか包帯娘とか、女の子キャラがすべて個別に厚いファンを形成していそうな造形なので、きっと腐女子はそういう「属性」に萌えている。 相変わらず、ナンセンス日本文学が笑える。誰が考えてるんだろうな。あ、原作者か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.11 12:26:35
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