角川映画「時をかける少女」では原田知世より津田ゆかりに心ひかれた!
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2010年03月30日
全364件 (364件中 1-10件目) 作品レビュー(日本映画)
テーマ:最近観た映画。(34458)
カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
「大鹿村騒動記」の原田芳雄は、いつもの原田芳雄で
最終更新日
2011年10月04日 09時49分01秒
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2011年09月30日
テーマ:最近観た映画。(34458)
カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
原田芳雄、岸部一徳、石橋蓮司、大楠道代といった
ベテランの芸達者たちが見事な演技合戦である。 まるで掛け合い漫才のような丁々発止の会話がドタ バタ調で展開する。「仁義なき戦い」シリーズで言 うと「代理戦争」のような感じである。 まさに嬉々として演じており、これは果たして演技 なのかと思わせるものがある。 そんな笑を誘うようなドタバタの会話劇の中で俳優 たちが、ふと見せるなんとも言えない表情が非常に 気になるのである。その名状しがたい表情にこの映 画のテーマがあるのではないかと思う。 この映画はセリフや動作の場面で見せるものではな く、俳優たちの表情こそが主役なのかも知れない。
最終更新日
2011年09月30日 00時01分28秒
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2011年09月29日
テーマ:最近観た映画。(34458)
カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
この映画を見ながら頭の中に浮かんだ、というか連想したのは
小川紳介の「ニッポン国古屋敷村」であり、「1000年刻みの日 時計」である。これらの小川作品と同様に実に豊かな作品であ る。また、小川作品がフィクションとノンフィクションの間を ぬうように展開していったことを、阪本監督もチャレンジして いるようだ。 この作品は原田芳雄の念願の企画であったというが、おそらく 彼の役者としての役者論であり、映画論でもあるのだろう。 この映画は、ここに関わった人々の「8 1/2」であり、「映画 に愛をこめて アメリカの夜」であるとも言えよう。 とにかく素晴らしい!
2011年08月06日
テーマ:最近観た映画。(34458)
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8月4日に田口ランディ講演会に参加。市民有志の実行委員会
2011年07月24日
テーマ:映画から何かがはじまる(548)
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原田芳雄という俳優は、出演しているだけで、その作品に重みを
与えたように思える。「亡国のイージス」では総理大臣の役で出 演。事件発生の報告を受けたときの「なんで、俺のとき(任期中) に起きるんだ」という意味のことを、ある種投げやりに言い放つ その口調は、原田芳雄だからこそ、作品の中で活きてきたのでは ないか。 阪本順治監督作品の常連出演者であったが、主演ではなく、常に 脇役で作品を引き締めていた。 そして、阪本監督と原田芳雄の願いがかなって初の主演作「大鹿 村騒動記」が遺作になってしまったことが悲しい。 この作品は原田芳雄自身が発案であったという。この作品は、長 崎では公開予定がなく、私自身が見ていないのであるが、黒木監 督の戦争レクイエム3部作への出演の延長線にあるのかも知れな いと勝手な予想をしているところである。
最終更新日
2011年07月24日 18時02分07秒
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2011年07月23日
テーマ:映画から何かがはじまる(548)
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原田芳雄といえば、「バンザイ」を思い出す。
「バンザイ」ではなく、「バンザァーイ」だったと思う。 映画「祭りの準備」のラストシーンのことだ。 原田芳雄が演じるのは主人公の幼馴染。 殺人を犯して逃げ回るダメな男。 一方の主人公は、地元の信用金庫を辞めて、映画の仕事を したいという当てのない夢を追って東京へと出て行こうと している。 その駅で二人は出会う。これから夢の実現に向けて東京へ と出かける主人公を「バンザァーイ」と叫びながら送り出 す。 狭い世界の故郷から出ることが出来なかった自分自身を後 悔と共に顧みて、これから当てもないのに夢を追って東京 へ出ていこうという友へ、自分が果たすことのできなかっ た夢を託すかのように「バンザァーイ」を繰り返す。 原田芳雄という俳優に強烈な印象を受けたのは、「反逆の メロディー」であるが、何かと思い出すのは、この「バン ザイ」シーンなのである。
最終更新日
2011年07月23日 07時50分11秒
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2011年06月25日
テーマ:最近観た映画。(34458)
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映画「もしドラ」では前田敦子の好演は当然として、
宮田夕紀役の川口春奈に注目したい。 久々に映画に登場した正統派美少女である。 しかも美人薄命という設定である。 川口春奈に注目である
2011年06月22日
テーマ:最近観た映画。(34458)
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「奇跡」で是枝監督によって選ばれたという「まえだ・まえだ」
の二人を遥かにしのぐ魅力的な出演者は内田伽羅である。 抜群の存在感と未来の大物を予感させている。 内田伽羅を主役にした物語にすれば、この作品はもっとすごい 作品、例えば、日本版「ミツバチのささやき」にもなりえたの ではないか。 「まえだ・まえだ」の二人もさすがに子どもの演出が巧い是枝 監督により好演なのであるが、要するにその程度である。 (ついでに言っておくと、この二人、ちょっとうんざりさせる キャラであるゆえ、彼らの漫才など見たくもない。)
最終更新日
2011年06月22日 00時04分50秒
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2011年06月19日
テーマ:最近観た映画。(34458)
カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
「3.11以降を生きる上で見るべき映画」というセレクションを
するなら、この映画はそのひとつとしてあげられるべきであろう。 九州新幹線の全線開業が3月12日であり、火山の噴火は山が生き ている証拠だという意味のセリフがあったり、桜島が噴火して、 この鹿児島が人の住めない町になれば、今、離れ離れに暮らして いる家族が再び一緒に住めるとか、奇跡を願うときに、家族より 「世界」を考えたとかいう視点など奇妙な暗合が語られる。 「意味わからん」と言いたくなる社会の中で、妥協やあきらめで はなくその社会に適合していく成長物語としてアッバス・キアロ スタミやフランソワ・トリュフォーのアントワーヌ・ドワネルもの とつながる傑作である。 九州新幹線が全線開業する日、博多発と鹿児島発の2つの新幹線の 一番列車がすれ違う瞬間を目撃すれば、そこから生じるすごいエネ ルギーが奇跡を生み出し、願いが叶うという噂から物語は始まる。 見る前は、単なる新幹線タイアップ作品であり、是枝監督がJRに 取り込まれた作品を作ったのかと一抹の不安を抱いて見たが、JR とも新幹線とも関係なく、そのようなものは脇の脇に位置づけられ、 前作「空気人形」が都会の中のファンタジーであったように、「奇 跡」はこの社会におけるファンタジーとして「3.11以降」を生きる 私たちに様々な気付きを教えてくれるファンタジーである。
2011年06月17日
カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
「Everyday、カチューシャ」は映画「もしドラ」には合わないという意見
が多数派のようだ。 しかし、私にはそうは思えなかった。 甲子園への切符を手にした瞬間の部員や応援の観客たちの歓喜の中で前田 敦子演じる川島みなみは、ただ一人、喜んでいいのか、泣いていいのか、 どうしていいのか判らない呆然とした表情で突っ立っている。 そうしたラストの後のエンドタイトルで流れる「Everyday、カチューシャ」 は、そんな主人公の感情を思い切り開放するのであり、その開放感は観客 にも伝わってくる。エンドタイトルはこの歌で良かったと思う。 エンドタイトルの音楽でがっくりくることの多い日本映画が多い中で、こ れは久々のヒットではなかろうか。
最終更新日
2011年06月17日 00時02分13秒
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