テーマ:TVで観た映画(3799)
カテゴリ:映画 マ行
あらすじ 幕末の京都、壬生で誕生した新撰組。 そこへ一人の男が入隊してきた。 盛岡の南部藩出身の吉村貫一郎だ。 柔和な言動に反して、吉村の剣は何人も 人を斬ってきたような剣だった。 吉村は何かにつけて、お給金を請求するので 影では”守銭奴”という者も。 隊長の近藤勇も一目置く斉藤一は そんな吉村が気に入らなかった・・・。 感想 先々週ぐらいにテレビでやっていたのを やっとこさ感想を書きます 原作は浅田次郎。 坂本竜馬が好きじゃきに、新選組は好かんぜよが 日本アカデミー賞作品賞という事で、観てみたぜよ これこそ、、真のラスト・サムライ!! という感じでした 金に執着し、異彩を放つ吉村貫一郎だが 正真正銘の本物の武士の姿でしたね~。 主人公が訛り系貧乏侍で、強いのに低姿勢な所に 少し『たそがれ清兵衛』が頭を過ったでがんす。 おもさげながんす この台詞は、耳に残りますね~。 盛岡弁は、吉村の人柄が 滲み出てるようで良い響きだった。 でも、何言ってるのかが分からない部分も多く 字幕が欲しいな~とも思った 助演男優賞を受賞した佐藤浩市も悪くはないが 中井貴一の演技が、実に良いな~ 彼の演技が、この映画の最大の見所やな。 「新選組!」では山南役の堺雅人が 沖田総司やってたな。 髪型が違うだけみたいな感じやけど いよいよ明日は、第30回日本アカデミー賞の授賞式。 またも佐藤浩市は、助演男優賞の候補になってるけど 香川照之ちゃうかな。 ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓ 生きる為に人を殺し、家族を食べさせる為に お金に執着する。 「武士は食わねど高楊枝」とは真逆やね。 当時の価値観では、蔑まれた吉村の生き方だが 現代の我々から観れば、むしろ好感が持てる。 しかし、彼自身望んでいる生き方では無かった。 彼の本質は、義を重んじる南部武士だからだ。 最後まで必死に生き、義を貫いた吉村貫一郎 という武士は、とても魅力を感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.15 20:53:45
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