|
|
|
2011.12.12
テーマ：ＴＶで観た映画(3811)
カテゴリ：映画 カ行
 あらすじ 頭と胴体だけの姿になって傷痍軍人が、帰還した。 勲章をぶら下げ、軍神となって・・・。 感想 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』  の若松孝二監督が江戸川乱歩の『芋虫』  にインスパイアされた作品で、タイトルも当初は 『芋虫』にしようと、日本文藝家協会に許可を 求めたら、１５０万円出せと言われ 冗談じゃないと言うと、５０万でいいと バナナの叩き売りみたいな事を言われたので 断って、芋虫の英語キャタピラーにしたらしい。 ピンク映画 の黒澤明  若松監督は、そう呼ばれてたみたいですが 『ヴァイブレータ』  の寺島しのぶは大胆な濡れ場を演じた甲斐もあって ベルリン国際映画祭 銀熊賞（女優賞） 共演は『赤目四十八瀧心中未遂』  の大西信満『現代好色伝 テロルの季節』  の吉澤健粕谷佳五、増田恵美、河原さぶ、石川真希 飯島大介、地曵豪、ＡＲＡＴＡ 『Love Letter』  の篠原勝之。 ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 炎の合成、安っぽ過ぎる(笑） 戦地を描く戦争映画は、お金がかかり過ぎるから こういう作品を撮ったって、監督が言ってたけど ほんまに、予算ないねんな(^_^； いくら芋虫姿がショックだったからって あんな泣き喚いたら、当時の状況では まずくなかったんかな？ 首を絞めて殺そうとしたのに、いきなり 笑顔で、下の世話って、そんなもんか？(^_^； あんな体になっても、あそこだけは元気なんや（笑） シゲ子も驚くが、軍神の妻として騎乗位で御奉公。 筆談して、何かと思ったら、「やりたい」って（笑） あの体で正常位ってのは恐れ入るが、シゲ子は 全くの無反応だった（笑） リヤカーで夫を連れ回した時の周りの態度に 軍神様の妻という立場が、気に入ってきたシゲ子。 そして、昔は子供が産めない自分を殴ってきた 夫に対して、家では高圧的な態度を取るようになる。 働きもせず、食べて寝るだけなのに、人の分までも 食べる夫の顔に唾を吐き、見世物にされるのを 嫌がる夫を無理矢理連れ出し、お漏らしをした 軍神様に体罰、卵パックとやりたい放題。 「軍神様って何なのよ！」 甘くない善哉は食べない贅沢な軍神様は 次第に自分が犯した現地民へのレイプの フラッシュバックに悩まされるようになり あまりの性欲に迷惑していたシゲ子が自ら 求めた時には、軍神様の方が駄目だった(^_^； 「ごめんね、大丈夫、２人で生きていこう 食べて寝てそれで良いじゃない」 怒りをぶつけて殴った後、謝ったシゲ子だが 軍神様は頭を壁にぶつけ、のたうち回る。 「軍神様があんな顔に 芋虫ゴロゴロ♪」 気が触れた様に、笑い出すシゲ子。 終戦の玉音放送は、現代語訳の字幕付きで とっても親切やったな。 万歳と喜ぶ馬鹿の振りをしていたクマさん(^_^； 実際に、監督の村に、あんな人がいたらしい。 軍神様で無くなり、生きてる価値が無いと 悟った夫は自ら命を絶つ。 戦時中に崇めていたものは、まやかしに過ぎず あっさりと失われる儚いものだった。 このページのトラックバックURL： http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/530827/27592685 虎団Ｊｒ． 虎ックバック専用機に 承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2011.12.12 21:19:57
[映画 カ行] カテゴリの最新記事
|
|
