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カテゴリ:バリ島de住む【生活】
朝靄がかかっている。 昇り始めた朝日がもやに反射して、 レースのカーテンをかけたような早朝の景色が、徐々にくっきりし始める。 バリの濃い緑が戻ってくる。 宇宙からのエネルギーが活動し始めた。
ライステラスに目をやると、何かが動いている。 すでに働く人影が・・・・ 薄暗闇から明るくなるにつれて、農民のシルエットが浮かび上がる。 広い大地に米粒のように小さな男が、 土と一体化している。
こんな明け始めた時間から作業を始める農民。 生まれた太陽と共に働き、夕日と共に仕事を終える。 幾星霜も同じ生活パターンを繰り返し、 自然に逆らわない生活。
この生活時間の使い方が、体内のリズムを正規に保つのに必要であるばかりか、 自然と一体になって、生かされている実感があるのだろう。 このスタイルが彼らの元気の秘訣。 天からの恵みを享受して、黙々と働く彼らの生き様。
ライステラスの遥か彼方に動く農民の姿。 切り取ったら間違いなく絵になる光景だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.05 21:41:28
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