☆後悔で自己否定を繰り返している人へ
次のようなことで苦しんでいる人はいらっしゃいませんか。過去の自分がしでかした不祥事を後悔している。過去のミスや失敗をいつまでも引きずっている。他人に不義理、迷惑をかけてかけたことを後悔している。対人関係で相手にいつも気まずい思いをさせてきたと思っている。気分本位で仕事をさぼっていた。寄生虫のような仕事ぶりだったと思っている。子育てで失敗したと思っている。自分の周りには敵ばかりだと思っている。自分の人生は後悔ばかりだと思っている。過去のミスや失敗、恥ずかしいこと、不義理、不祥事などが夢にでてくる。毎日苦しい思いをしている。こんな気持ちが死ぬまで続くのだろうか。そのうち重大な身心の病気を抱えることになってしまうのではないか。長生きすればするほど後悔することはどんどん増えてきます。苦しくて仕方がないという人は、次のように考えたらいかがでしょうか。過去の過ちを否定・後悔しても一文の得にもならない。それよりも、貴重な経験として大事に取り扱うことにする。これからはできるだけ同じ過ちを犯さないように心がける。そして他山の石として他人に情報を開示する。「私と同じような間違いは起こさないでくださいね」と教えてあげる。こういう気持ちで生活すれば、自己否定がなくなります。後悔することが少なくなり、100文の得になる。後悔するということは、上から下目線で自分をいじめていることです。最前線でなんとか踏ん張っている自分を後ろから脅しているようなものです。他人から後ろ指を指されることはどうすることもできません。でも自分で自分を否定することはやめた方がいいと思います。自分を守る最後の砦は自分自身です。かけがいのない自分を最後まで守り抜く。自分は自分の最大の味方になる。そのためには後悔することはやめて、反省することに切り替える。今まで後悔していたことを反面教師として次に活かすことを考えるようにしましょう。