ナポレオン・ヒルの言葉を森田で読み解く
シェフの黒岩功氏がナポレオン・ヒルの言葉を紹介されています。「信念の力」という詩もしあなたが負けると考えるなら、あなたは負ける。もしあなたがもうダメだと考えるなら、あなたはダメになる。もしあなたが勝ちたいと思う心の片隅でムリだと考えるなら、あなたは絶対に勝てない。もしあなたが失敗すると考えるなら、あなたは失敗する。世の中を見てみろ、最後まで成功を願いつづけた人だけが成功しているではないか。すべては「人の心」が決めるのだ。もしあなたが勝てると考えるなら、あなたは勝つ。「向上したい」「自信をもちたい」と、もしあなたがそう願うなら、あなたはそのとおりの人になる。さあ、再出発だ。強い人が勝つとは限らない。すばしこい人が勝つとも限らない。「私はできる」そう考えている人が結局は勝つのだ!(1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書 藤尾秀昭監修 致知出版社 85ページ)人間は誰でも「向上したい」「成功したい」「自信をもちたい」「成果を上げたい」「人から評価されたい」と思っています。しかし理想や夢を前にして、どこから手をつけてよいのかわからない。「ダメだ」「無理だ」「難しすぎる」「自分の能力では実現不可能だ」「あきらめるしかない」などと思い込んでしまいます。理想や目標が大きすぎて、最初から尻込みしてしまう。どうすればナポレオン・ヒルがいうような世界に入ることができるのでしょうか。日本百名山を目指している人の実践が役に立ちます。私の知っている人は、普段から足腰を鍛えています。訓練のために、近所にある低山にクマよけの鈴をつけて1週間に1回は登っています。また、外出する時はできるだけ歩いて行くことを心がけています。階段上りを心がけています。それも一段飛ばしで登っています。膝を曲げたり延ばしたりするスクワットにも取り組んでいます。インターバルトレーニングをとり入れて、ランニングも取り入れています。(インターバールトレーニングは強弱をとり入れたランニングです)その他山岳同好会のメンバーと定期的に情報交換をしています。また合同で実地訓練をしています。大きな目標を設定する場合、いつまでに達成するのか期限を決めることです。その目標を達成するために、考えられる小目標、中目標を10個も20個も設定する必要があるように思います。それを難度に応じてランクをつけて行く。小目標、中目標の設定にあたっては、その道に詳しい人からアドバイスをしてもらう。小さな目標を達成すると自信がつきます。それが積み重なっていくのが大きい。そのうち益々やる気に火がつきます。それとともに日常生活や仕事が前向きに変化してきます。このようにして、積極的、生産的、建設的、創造的な人生に変わってきます。