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Jan 29, 2006
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テーマ:たわごと(26728)
カテゴリ:毛皮
読んでくれている方は薄々(というかかなり確実に)気付いていると思うのですが、私は天の邪鬼で腹黒いダメな大人です。最後の「ダメ」というのはいい年をして自立していないという意味ですが、今回はあまり関係ありません。ここ最近で私の天の邪鬼の虫が騒いでいるのは「毛皮反対運動」のこと。あまりにも極端に「反対、反対」と叫んでいる人がいるとつい「反対に反対なのだ」とバカボンのパパになってしまいます。

お散歩

毛皮の採取方法が残酷、あるいは、動物が可哀想→だから毛皮は買わない。と書くと非常に短絡的です。風が吹くと桶屋が儲かるという小話にも似てます。その間にいろいろな事情や情報や毛皮産業の実情があるんですよね。この問題、実はそこが一番重要なところで、それが抜けてしまうとよくわからなくなってしまいます。

私は、そこがよくわからなかったのです。毛皮自体は、昔からあるもので、日本でもそういう伝統技術が育まれているはずです。先日山道の傍らの家にイノシシの皮が大小3枚くらい並んで干してあるのを見かけました。たぶん狩猟の獲物で、お肉は食べたんだと思います。毛皮を捨てずに何かに加工して使うというのは資源をムダにしないという意味でいいことだと思いました。

常識的に考えて、毛皮に反対している方たちがこういうイノシシの皮にまで反対しているとは思えないのですが、「毛皮反対!」と息巻いているのを読むと、天の邪鬼な私は「全部反対なの!?」って思ってしまうのです。

現実問題として、今の私たちの生活に毛皮というのは必ずしも必要な物ではありません。防寒用でしたら、人工の製品でいいものがたくさんあります。ファッション性を追求するにしても、日常生活で使う物だったらフェイクファーで事足りるのではないでしょうか。だから、毛皮を使った製品を大量生産しない、自分でも買わない、ということについて抵抗はありません。

でも、毛皮全体に反対というニュアンスの文章を読むと、伝統技術が衰退するんじゃないかとか食用の動物の、いままで有効に活用されていた毛皮までムダになってしまうんじゃないかとか考えてしまいます。実際に、反対運動をしている方も様々で、どこまでが許容範囲なのかはそれぞれ違うんでしょうね。その許容範囲が曖昧だと、なんだかちょっと胡散臭い感じがしてしまいます。だから積極的にその考えに賛同する気がしないのです。

反対の理由としては、動物たちが生きたまま皮を剥がれていたり、毛皮用に繁殖させている施設の環境が悪くて動物たちがストレスを受けていたり、犬猫の毛皮を他の動物の毛皮として売っていたりすることらしいです。これもどこまでが許される範囲なのか、私の情報量と知識ではよくわかりません。犬猫の毛皮を使うこと自体が問題なのか、偽って売っていることが問題なのか…。繁殖用の環境がよくなれば繁殖して毛皮を生産することもありなのか、繁殖させて毛皮を生産すること自体がよくないのか…。生きたまま皮を剥ぐというのは死んだ後では皮が剥ぎにくいという理由があるのかもしれないし、それが毛皮の生産過程において一般的なのかそうでないのかもよくわかりません。

しかし、私たち消費者が必要もないのに気軽にリアルファーを買って、大量の動物たちが消費されてしまうという現状は改善しなければいけないと思います。

世の中に毛皮製品があってもいいと思うのですが、本来、大量に生産されるものではないはずで、ものすごく高価なものなんだと思います。だから、そういうのを買える人が、その価値をきちんと理解して買う分にはいいのではないかと思います。価値というのは、動物の命を頂いて作られたもの、という意味です。そして、その恵みに感謝して身につければ、その動物も、その製品を作った人も浮かばれます。

毛皮は必要ですか?」というサイトは、情報が多くて自分の考えを判断するときに参考になります。このサイトの管理者さんの考え方が極端に偏っていないところがとてもよくて、共感できます。たぶん、この方のスタンスが、反対運動を広めようというのではなくて、とにかくこの現状を知ってもらいたいということで、その後の判断は読んだ方がしてくれればいいという気持ちが伝わってくるからだと思います。

Q&Aには私が、これはどうなのよ、って思っていたことについての答えが載っていて胸のつかえが取れました。例えば、革製品についてや、フェイクファーについて。それから、今までに買って持っている毛皮製品の利用法についても書いてありました。

そんなわけで、私は積極的に反対運動はしませんが、自分ではリアルファーは買わないでしょう。必要ないし。そして、知らないでリアルファー製品を買う友人にはとりあえず、その毛皮の生産過程は悲惨かもしれないよ、ということを伝え、それを買うかどうかの判断は本人に任せることにします。

うちの天然毛皮、チワワの小太郎は今日も元気です。





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最終更新日  Jan 29, 2006 02:54:48 PM
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