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テーマ:本のある暮らし(3308)
カテゴリ:本のはなし
チワワの小太郎はチワワ星からやってきました(そういうことになっているのです)。そして私はときどき月まで旅行します。残念ながら、チワワ星はどこにあるかわからないのでまだ行ったことがありません。
月まで行くのは簡単です。「フル・ムーン」という写真集を開けばいいのです。アポロ11号が月に行ったときに撮影された写真です。しんとした音のない世界。月から見た地球。漆黒の宇宙空間。現実から離れた別世界です。 自分で宇宙に行きたいとは思わないのですが、写真集でもこういう世界を見るとちょっと旅行した気分になります。 フル・ムーン新装版 写真集に限らず、読書ってちょっと別世界に行く感覚になりますね。入り込むとしばらく抜け出せないこともあり、場合によっては危険…。昨日は戦国時代、今日はバブリーな時代にトリップ。 功名が辻(1)新装版 ↑長いけど一気に読みました。大河ドラマの原作ですが、ドラマとはだいぶ違います。最初のほうで、司馬さんの一豊に対する思い入れのなさが伝わってきて笑っちゃったんですが、書いてるうちにだんだん千代も一豊も愛おしくなってきたみたい。司馬遼太郎、面白いです。 アッコちゃんの時代 ↑バブリーな時代に「魔性の女」と言われ、さんざん男に貢がせたという伝説のアッコちゃんのお話。アッコちゃんはバカか利口か…。真似したいとは思わないけど、そういう生き方もありかなとは思います。林真理子、初めて読みました。 嫌われ松子の一生(上) ↑破天荒な生き方をした松子さんの物語(フィクションです、たぶん…)。もうほんとに笑っちゃうくらいダメダメなんだけど、そのダメさ加減が逆に潔くて、とにかく一気に読めちゃいます。女教師からソープ嬢へ転落、だけどその道でトップになるという努力家なのです。あ、でも途中で殺人で服役するんだった。実は読んだのはだいぶ前で、細かいところ忘れてます。しかもどうやらブックオフに売ってしまったようで、本が手元にありません。もう一度読むために文庫買うかどうか迷ってます。読んでるときはかなり作品世界にトリップしてました。映画化されてもうすぐ公開のようですが、予告見た限りでは私が読んだときの感覚とちょっと違う感じでした。でも「下妻物語」と同じ監督らしいので、面白そうです。 そういえば、アポロってファミコン程度のコンピュータだったそうだけど、本当でしょうか。それで月に行っちゃうってすごいですね。アポロ13号は月には着陸できなくて(最初から着陸しない計画だったかな?)、トラブルで帰還も危ぶまれたけど、ちゃんと帰ってきました。「アポロ13号奇跡の生還」を読んで手に汗にぎって大興奮。映画もよかったけど、やっぱりノンフィクションの本って面白いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Feb 7, 2006 05:19:52 PM
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